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ブックマーク / nepalreview.wordpress.com (1)

  • 性と暴力と平和

    谷川昌幸(C) 性と暴力は人間存在の質であり,来,無規律な危険なものである。特に戦争で暴力が全面開放されたあと,和平がなり社会再建をおこなうときには,性と暴力をどう再規制するかが難しい課題となる。 1.マオイスト宿営地の性問題 (1)妊娠・出産の増加 人民解放軍には女性が多い。交戦中は,代替性行為でもある暴力が全面開放され,それは生命を賭したギリギリの戦いであったから,人民解放軍の性規制はかなり守られていたと思われる。 ところが,和平がなり,2万もの青年男女兵が山野の劣悪な宿営地に隔離収容されたまま,はや2年になろうとしている。彼らは生きているだけで,具体的な目標は何もない。暴力は禁止され,他の楽しみもほとんどない。性規律が乱れるのは,当然だ。 少し前から,宿営地内の性の乱れは,ウワサとしては聞いていた。それがどうやら事実らしいことが,今日(24日)のカトマンズポスト記事ではっきりした

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