イルカのダブルバインド 第一次の命令 → 「エサが欲しければ水面から顔を出せ」という命令 より抽象的なレベルで第一次命令と衝突する第二次の命令 → 「水面から顔を出してもエサがもらえない」という事実による、「「第一次の命令」に従うことを禁止する命令」(=「エサが欲しければ水面から顔を出せ」という命令に従うな) アルコール中毒患者のダブルバインド 第一次の命令 → 「お酒をコントロールしろ」という命令 より抽象的なレベルで第一次命令と衝突する第二次の命令 → 「お酒をコントロールできない」という事実による、「「第一次の命令」に従うことを禁止する命令」(=「お酒をコントロールしろ」という命令に従うな) 結論 上記のようなダブルバインドを経験した有機体の中には、やがて学習3を達成するものもいる。 すなわち、イルカは、「水面から顔を出す」という行為がメンバーとして所属している「古い動作をする」とい