神奈川県の箱根山の火山活動の影響で、区間を限って運行している「箱根ロープウェイ」は、安全対策が整ったことなどから、今月23日をめどに運行範囲を大涌谷駅まで拡大することになりました。大涌谷駅では火山ガスの影響を考慮して、駅舎から出ることは禁止されます。 15日、神奈川県小田原市で開かれた箱根山の防災対策を検討する協議会で、ロープウエーの運行について話し合われ、町の担当者から火山ガスの濃度が下がってきていると報告がありました。 これを受けて協議会は、運行会社の安全対策も整ったことから、一部条件を付けたうえで、運行範囲の拡大を認めることを決めました。 運行区間は今月23日をめどに、桃源台駅から大涌谷駅までの区間に拡大されますが、火山ガスの影響を考慮して、大涌谷駅では駅舎から出ることを禁止するということです。 大涌谷駅から早雲山駅までは引き続き運転を見合わせるということです。 また、大涌谷にある温