シード・プランニングは2010年9月9日、スマートフォン/iPad(タブレット)の市場展望の結果を発表した。それによるとスマートフォンはこれから本格普及の時代へ向かい、2015年に国内販売台数は2,200万台に上ると予想した。 2009年から2010年にかけて、オープンOS/スマートフォン及びアプリケーション・ストアの普及拡大が本格化した。世界市場においては、iPhoneがあらゆる意味で革新的なチャレンジで参入後、急成長を続けており、対抗する構図が形成され、その最有力がAndroidになっている。この両方を軸にして、BlackBerry、Windows Mobile等が地歩を築いているが、日本市場においては、iPhoneの独り勝ち状態が2009年を通して続いている。2010年には、Androidも伸長する見通しだ。 国内のスマートフォン市場は、2009年度約240万台販売で前年対比214%