東京電力福島第一原発でタンクから高濃度の汚染水が漏れた問題で、東電は27日、漏れは遅くとも7月ごろから始まった可能性があると明らかにした。作業員の被曝(ひばく)量から推定した。今月19日に300トンの漏れがわかるまでの1カ月以上、見逃していたことになる。 この日夜にあった原子力規制委員会の汚染水対策の作業部会で報告した。東電によると、漏れたタンクから約20メートル離れた「無線中継所」で働いていた作業員のベータ線の被曝量を調べたところ、7月中旬ごろから数値の上昇があった。無線中継所での作業は1日2時間半ほどだった。今後、7月以前についてもどうだったか調べる。 続きを読む関連リンク原発汚染水、別の排水弁からも流出 東電が土壌回収へ(8/27)汚染水漏れタンクは移設品 福島第一原発、地盤沈下後に(8/24)タンク汚染水漏れ、点検記録なし 福島第一原発(8/23)別タンク2基からも汚染水漏れか
政策明確化が不十分=民主、参院選敗北で総括案 政策明確化が不十分=民主、参院選敗北で総括案 民主党は27日、惨敗した7月の参院選総括文書の素案をまとめた。選挙戦で掲げた公約で「明確な政策を打ち出せなかった」とし、憲法問題や社会保障政策などで方向性を明示できなかったことが敗因と分析。他の野党との選挙協力も一部を除いてうまくいかず、改選数1の1人区などで自民党を利したケースが目立ったことを踏まえ、野党間の連携強化を今後の課題に挙げた。 素案は、執行部が27日の選対役員会で示した。民主党は9月上旬に両院議員懇談会を開き、了承を取り付けた上で正式決定したい考えだ。(2013/08/27-19:02)
「はだしのゲン」閲覧制限をめぐり話し合う松江市教委の教育委員会会議=26日、松江市役所はだしのゲンの一場面。原爆投下直後、ゲンが焼けただれた人に驚く。汐文社発行のコミック版第1巻から 漫画「はだしのゲン」の閲覧制限は、松江市教育委員会事務局の手続きに不備があったという理由で撤回された。同市内の小中学校の図書室から「ゲン」が消えるまでに何があったのか、検証した。 ■市教委、「重要な教材」から一転 「子どもに間違った歴史認識を植え付ける」 松江市教委が「ゲン」について「対応」を始めたのは、昨年4〜5月、当時市内在住の自営業男性(35)が3回にわたり市教委を訪れ、小中学校の図書館からゲンを撤去するようしつこく求めたことだった。 うち1回は、京都市の朝鮮学校の授業を街宣活動で妨害した事件で有罪判決を受けた「在日特権を許さない市民の会」の元幹部らが同行。男性らはその様子を動画投稿サイトに投稿
民主党の海江田万里代表は都議選から一夜明けた24日午後の代議士会で、「参院選は一丸となって戦い抜く。私も先頭に立つことを決意表明する」と述べた。日本維新の会の石原慎太郎共同代表も同日昼、記者団に「陣営を組み直すわけにいかない。関ケ原の決戦が迫っている」と述べ、続投する考えを示した。 海江田氏は同日午前、細野豪志幹事長、池口修次参院国対委員長らと急きょ集まって参院選に向けた対応を協議した。その後、海江田氏は記者団に対し、「都議選は(参院選と)一続きだという位置づけなので、全員、心をひとつにして参院選に邁進(まいしん)しようと確認した」と語った。 高木義明国対委員長も同日午前の定例会見で「海江田代表の責任論は全く考えていない。民主党にそんな余裕はない」と述べ、海江田氏の責任論を否定した。民主党は同日夕の役員会で、海江田執行部の続投を確認する方針だ。 石原氏は東京都内で記者団の取材に対し「
エジプト、シリア政権と断交=飛行禁止空域設定を エジプト、シリア政権と断交=飛行禁止空域設定を 15日、カイロで演説するエジプトのモルシ大統領=エジプト大統領府提供(AFP=時事) 【カイロAFP=時事】エジプトのモルシ大統領は15日、シリアのアサド政権と断交すると発表した。カイロ市内の競技場で支持者を前に演説した大統領は「シリアの現政権とは明確に関係を断ち切ると決めた。カイロにあるアサド政権の大使館は閉鎖する。ダマスカスにいるエジプトの大使を引き揚げさせる」と宣言した。 エジプトはこれまでもアサド大統領の退陣を要求し続けていた。モルシ大統領はさらにシリア上空に「飛行禁止空域」を設定するよう国際社会に求めた。(2013/06/16-07:30)
川勝氏が再選=原発再稼働で住民投票訴え−静岡知事選 川勝氏が再選=原発再稼働で住民投票訴え−静岡知事選 川勝平太氏 任期満了に伴う静岡県知事選は16日投開票され、無所属で現職の川勝平太氏(64)が、無所属新人で元多摩大教授の広瀬一郎氏(57)=自民支持=と、共産公認の新人で党県副委員長の島津幸広氏(56)を破り、再選を確実にした。 川勝氏は、運転停止中の中部電力浜岡原発(御前崎市)の再稼働をめぐり、その是非を問う住民投票を実施すべきだと主張。また南海トラフ巨大地震に備えた津波対策の強化などを訴えた。政党の推薦は受けず、民主党県議や連合関係者らが加わる勝手連の支援を受け、幅広い層の支持を取り付けた。 広瀬氏は、自民県連の支援の下、安倍政権との一体性をアピール。川勝知事と県議会最大会派(自民改革会議)が対立する「ねじれ」の解消を訴えたほか、スポーツ施策の充実などを打ち出したが及ばなかった。
東京電力は14日、40代の男性社員が双葉町民や役場職員22人分の個人情報が書かれた書類を電車内で紛失したと発表した。書類には住民らの氏名や住所、東電への賠償請求の状況などが書かれていたという。 東電によると、紛失した書類は約700枚。東電と双葉町役場の会議録や、住民から東電への賠償請求の状況が書かれており、一部の書類には住民の氏名、住所のほか、賠償請求額や請求に至る経緯も記載されていたという。 社員が11日夜、JR高崎線に乗った際、書類が入った手提げ袋を車内の網棚に置き忘れたという。翌朝、紛失に気づき、埼玉県警に届け出たが、14日現在も見つかっていない。 双葉町役場が17日に埼玉県加須市からいわき市に移転するため、社員はさいたま市にある東電の補償相談室から、いわき市の補償相談室に書類を移す途中だった。東電は「深く反省し、さらなる厳重・適正管理に努める」とし、情報が流失した住民や役場職
日本通信は14日、「WiFi3出荷停止、本来あり得ない理由で」と題するプレスリリースを出した。14日当日に発売予定だったモバイルWi-Fiルーター「b-mobile4G WiFi3」が同社の方針に反することが判明し、出荷を停止、怒りのプレスリリース公表となった。 14日に公開されたプレスリリースによると、本日発売予定だった、「b-mobile4G WiFi3」にSIMロックがかかっていたことが判明したという。同社ではこれまで、携帯電話事業者のSIMロックに対して、利用者を不当に縛るものとして、SIMロック解除を一貫して推進。そのため、同社が販売する製品はすべてSIMロックフリーとなっている。 しかし、本日発売予定の「b-mobile4G WiFi3」では、その意に反し、ドコモのSIMロックがかかっていることがメーカー側から報告されたという。今回の経緯について、プレスリリースでは、各メーカー
【八尋紀子】福岡市は13日、生活保護受給者を火葬した後、遺族に連絡しないまま遺骨を廃棄したとして、遺族に100万円の損害賠償金を支払うことを明らかにした。 市保護課によると、2011年6月、一人暮らしの男性が病死。親族で唯一の交流があった息子と連絡が取れず、別の親族に遺骨の引き取りや葬儀を拒否された。このため、市は葬祭業者に依頼して男性を火葬し、葬儀をしたが、男性の遺骨は廃棄したという。 葬儀の後に連絡が取れた息子は「供養する遺骨がなくなった」と訴え、損害賠償を請求。市の担当者は「交流があった親族と連絡を取れるよう、できる限りの努力が必要だった」と話している。
【神崎卓征】陸上自衛隊西部方面総監部(熊本市)が、自治体や電力会社、鉄道会社などが加わった会議で、独自の天気予報を公表し、注意を呼びかけた。気象庁は、気象庁長官の許可無く予報結果を発表することを禁じた気象業務法に違反する可能性があるとして、予報業務をしないよう注意した。取材に対し、気象庁が明らかにした。 気象庁などによると、会議は5月20日に宮崎市で開かれた「九州・沖縄地区防衛協議会」。西部方面総監部は、1〜4月の気温や降水量を過去と比較して、豪雨や台風が相次いだ1997年と似ていると分析し「梅雨の末期に集中豪雨が起きる可能性がある」「台風が九州に2〜3個上陸する可能性がある」との予報を伝えた。その後、マスコミからの問い合わせにも同じ趣旨の回答をした。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジ
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