宮古島の東平安名崎から幻の御嶽、パナリ御嶽の伝承地を望む=沖縄県・宮古島で2015年11月、伊藤和史撮影 「ステイホーム週間」に入っている。見たい景色、行きたい場所に想像をめぐらす「ステイホームで旅」の第6回は、沖縄県・宮古島で、想像力をたまらなく刺激される「幻の御嶽(うたき)」を見に行く話。新型コロナウイルス禍の終息を待ちながら……。【伊藤和史】 絶世の美女、マムヤの墓 東平安名崎(ひがしへんなざき)は、宮古島を代表する景勝地である(国名勝)。島の東端に、長さ約2キロの細長い半島が太平洋に突き出している。幅は狭いところで60メートル、広いところでも160メートルほどという。 突端の平安名埼灯台近くまで車で行けるが、一部に遊歩道もついている。大きな木もなく、視界も風もさえぎるものがない中を歩いて行く。サンゴ礁が隆起した岬なので、左右とも高さ数十メートルの断崖が切り立っている。海は、見飽きる
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