宮古島市(座喜味一幸市長)は8日、開会中の宮古島市議会12月定例会に提出した2022年度一般会計補正予算案に計上した農業生産力向上及び農家所得アップ支援事業(2億1236万円)について、23年度も継続して実施する方針を明らかにした。同日、経済工務委員会(西里芳明委員長)で砂川朗農林水産部長が各氏の質問に答弁した。農家が購入する有機質肥料(たい肥)を面積に応じて補助金を交付するもので、2年間で4億円の予算を見込んでいる。同市は事業により地力増進につなげたい考えだ。 説明によると、対象は同市が調査した面積とJA(農業協同組合)の資料、農家本人の申請状況で把握した面積に応じて現金を支給するもの。1年目は面積に対して有機質肥料を施したものと仮定して支給し、2年目は既存の補助事業30%事業を活用した農家に対し、残る70%を現金支給することになる。 砂川部長は、「(有機質肥料に)手が出なかった農家もお
26日午後、城辺比嘉の県道83号線(一周道路)沿いの崖際に、死んでいる子牛が捨てられているのを市の職員が見つけ、警察や保健所などに通報した。市などが27日午後、不法投棄と見て調べた結果、子牛の耳標から飼い主などが判明した。近くには首輪をした犬も死んでおり、警察が関連も含め調べを進めている。 子牛が捨てられたのは、23日午後から26日午前の間と見られる。 27日から、城辺長北や福北地区の海岸沿いなどでイノシシの駆除が行われることを受け、前日から市職員が同地区周辺で、緒準備を進めていた際に発見した。 子牛は、頭部分が薄い緑色のビニールのような物で覆われていて、開けると個体識別番号が記された耳標が装着されていた。 番号を調べた結果、飼い主のほか、8月13日に生まれた雄だったことなどが判明した。 現場は比嘉ロードパークと、城辺総合公園の中間あたりで、車両の出入りが可能な崖際。周辺には腐臭が漂ってい
園芸施設防風林設置推進プロジェクトでイヌマキを植える新規就農者の砂川さん(左)や大村所長(左から2人目)ら関係者=3日、城辺保良 県は3日、城辺保良に設置された園芸施設で、防風林を造成するためのイヌマキ170本を植樹した。園芸施設防風林設置推進プロジェクトの一環で、施設整備と植樹を同時に進めるという意識の普及・啓発を狙う。県農林水産部の島尻勝広部長は「防風林の有意義さを啓発する機会になると確信している」と全県的な広がりに期待を寄せた。 台風常襲地域の沖縄県にとって、防風林の整備は重要な取り組みの一つ。今回のプロジェクトで施設と防風林を同時に整備するという機運を高め、生産物の安定出荷並びに当該農村地域の活性化につなげる。 防風林の造成作業は、このほど県の補助を活用してハウスを設置した砂川正樹さん(41)の施設周辺で行われた。砂川さんは新規就農者で、年明けにはサヤインゲンを初出荷する。 プロジ
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