歩道を走れる電動モーター付の一人乗り車両、いわゆる「シニアカー」は、高齢化が進む中で売上を伸ばしています。しかし増えた分、事故も目立つようになっています。 店内走行を危ないと思う人も? 歩道を走れる電動モーターがついた三輪または四輪の一人乗り車両、いわゆる「シニアカー」。家庭用のコンセントで充電が可能であるなど取り扱いも簡単で、2016年以降は年間2万台以上を売り上げ、高齢者の交通手段として需要が高まっています。 そのスピードは最大6km/hとゆっくりですが、数が増えるとともに、こうしたシニアカーの“危険運転”の報告も相次いでいます。 拡大画像 走行するシニアカーのイメージ(画像:写真AC)。 ハンドルやタイヤこそついていますが、シニアカーは電動車椅子などと同じく道路交通法上では歩行者の扱いとなります。運転免許も不要で、交通ルールは歩行者と同じです。 しかし、車道を走行しクルマの間をすり抜