東横線の代官山駅から歩いておよそ5分。代官山 蔦屋書店が昨年12月にオープンして間もなく1年になります。 ここに、日本の書店では数少ない「コンシェルジュ」という職業の方がいることをご存知でしょうか? コンシェルジュという言葉自体、今では耳にすることも多くなりましたが一体どのような人なのか、特に「書店」のコンシェルジュともなると、イメージしづらいのが正直なところ。書店のコンシェルジュって、普通の書店員さんと何が違うの? そんな疑問を解決すべく、代官山 蔦屋書店へ行きコンシェルジュの仕事について伺って来たのですが、その内容の深さと込められた思いに感動して帰って来たのでした。 代官山 蔦屋書店は、大きく「人文・文学」「アート」「建築」「クルマ・バイク」「料理」「旅行」の6分野に特化した売り場を設けています。そして、それぞれの分野に精通したコンシェルジュが、担当するジャンルの選書から配置までを任さ