日本共産党の志位和夫委員長は20日、横浜市で開かれた党神奈川県委員会の「全県地方議員・予定候補者会議」に参加し、「参院選では、『危機に乗じた憲法9条改憲を許さず、9条を生かした外交で東アジアの平和をつくり出す』ことが熱い焦点になります。この問題での日本共産党の立場をしっかりと身につけ、大いに語っていきましょう」と呼びかけました。 志位氏は、日本共産党の安全保障論について、「『軍事に対して軍事で対抗する』という立場を厳しく退け、『9条を生かした積極的で能動的な外交の力で東アジアに平和を創出する』―これが私たちの根本的立場です」と強調しました。 志位氏は「日本にとっての現実的な危険はどこにあるか」と問いかけ、安保法制を発動して集団的自衛権を行使し、自衛隊が米軍と一緒になって「敵基地攻撃」にのりだす、その邪魔になる憲法9条を改定する――「ここに一番の現実的な危険があります」と強調。「絶対に許して