【マニラ共同】安倍晋三首相は12日午後(日本時間同)、フィリピンのマニラに入り、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国のマレーシアのナジブ首相、インドネシアのジョコ大統領と相次いで会談した。15日までのフィリピン滞在中、中国の李克強首相を含めた各国首脳と個別に会い、核・ミサイル開発を進める北朝鮮に対する圧力強化への連携を確認する意向だ。 ベトナムでの日程を終えた首相は12日午後にフィリピンのマニラ国際空港に政府専用機で到着した。13日から始まるASEAN関連首脳会議に出席し、自らが掲げる「自由で開かれたインド太平洋戦略」の実現に向け、各国の首脳らに協力を呼び掛ける。 ベトナムで首相は、中国の習近平国家主席と会談し「適切な時期」の自身の訪中と、習氏の早期来日を要請。ロシアのプーチン大統領との会談では、北朝鮮に対する国連安全保障理事会制裁決議の厳格履行と緊密連携を申し合わせた。
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