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ブックマーク / gazfootball.com (7)

  • 「ようこそアジアへ、ハリルホジッチ」ロシアW杯アジア二次予選 グループE 日本-シンガポール

    ハリルホジッチは前日の会見で、シンガポール戦には「罠が仕掛けられている」と語ったわけだが、まさかこんな形で嵌ってしまうとは想像もしてなかったに違いない。 試合の展望で、日は自陣で固く守る相手にクロスを上げてもそう簡単に点には繋がらないから、ゲーゲンプレッシングで対抗するのが良いのではないかと書いたんだけど、まさか両方とも機能不全になってしまうとは自分にも意外であった。 日はハリルホジッチが意図する速いサッカーを見せたのは前半と後半の最初わずか2分だけで、後は5-4-1のフォーメーションで自陣に固く壁を作るシンガポールの前に、いつもの遅攻を繰り返すのみ。 岡崎、宇佐美、香川田の4人が相手DF5人の幅にすっぽり入って平行に壁を作り、サイドも相手のSHがカバーしている上に太田も酒井もあまり高い位置を取らず、長谷部や柴崎からゆるい横パスが来て縦を切られてそこでおしまい、振り出しに戻るという

    「ようこそアジアへ、ハリルホジッチ」ロシアW杯アジア二次予選 グループE 日本-シンガポール
  • 「安定の長友、本田はラツィオのどこに?」イタリア・セリエA第19節 インテル-ラツィオ

    トルシエもそうだったけど、サッカーの監督というものは順調すぎてやる事が無くなると余計な事をしたくなる職業病があるようで(マガトだけは日常だけど(笑))、この日のスタメンは何と長友が右SHで、左SBにキブという試合ではまだ未経験の起用となった。 で、当然ながらそんな付け焼刃が上位のラツィオに通用するはずもなく、右は長友とマイコンが共に上がりたがってコンビネーションが噛み合わず、左はオーバーラップしないキブとコネコネアルバレスで動きが停滞したままで、コッパ・イタリアの影響のせいか全体的に動きが悪く、中盤でミスパスを連発する始末。 案の定、決定的な抜け出しからのシュートがポストに当たって助かったと思った矢先の前半30分に、中盤でのミスからボールを奪われると、DFラインの裏へとダイアゴナルに走るロッキのマークが遅れてしまい、キブは棒立ちでスルーパスに反応できず、ロッキがワンタッチでゴールに流しこん

    gogatsu26
    gogatsu26 2012/02/11
    "トルシエもそうだったけど、サッカーの監督というものは順調すぎてやる事が無くなると余計な事をしたくなる職業病があるようで(マガトだけは日常だけど(笑))"
  • NHK BS1「ドーハは悲劇ではなかった~日本サッカー あの日からの18年~」

    昨日はもう全く試合の録画ストックが無くなってしまっていたので、NHK BS1でやっていた「ドーハは悲劇ではなかった~日サッカー あの日からの18年~」という番組を見ていました。 これは、監督業からの引退を決めたハンス・オフト氏が、日の旧友に対してお礼と挨拶を兼ねての行脚旅行のために来日した際に、作家の島田雅彦が付いて行ってドーハの悲劇についての話をいろいろと聞き出すというものでした。 その最大のテーマとして、島田氏がトラウマとして未だに心の棘が刺さったままでいるドーハの悲劇について、「果たしてあれは悲劇だったのか?」という問の答えを、当時の最たる当事者であるオフト氏に求める、というもので、最後にはオフトの「スモールフィールド・アイコンタクト・トライアングル」という教えが、日を成長させてその後の成功につながっているのですよ、万々歳という当たり前の結論になったわけですが、ぶっちゃけ非常に

  • 「8人制の真の意味」全日本少年サッカー大会決勝 柏レイソルU-12-名古屋グランパスU-12(5-2)

    今年から8人制のサッカーとなった全日少年サッカー大会の決勝を、一部ダイジェストでしたが日テレでやっていたので見てみました。 冒頭の田嶋副会長のインタビューでは、より多くボールに子供たちが触れるようにし、個人で打開する能力をつけさせる意味で採用したと語っておられました。 確かにこの試合でも柏の中村俊太君が、卓越したフィジカルと打開力でハットトリックを記録した事が勝敗を決したのは事実ですが、個人的にはそれとは逆の、オシムサッカーに通じる部分が求められるシステムではないかとの感想を持ちました。 何故かというと、8人制でのフォーメーションは、3-3-1や2-3-2といった形になる事が多いのですが、この人数では守備時にスペースをゾーンで埋め切る事が出来ないために、オーバーラップによって確実に攻撃で数的優位を作ることが出来るんですよね。逆に、オーバーラップをした場合のリスクも11人制より高くなり、そ

  • 「見事な変身で勝利を呼び込む」ドイツ女子W杯 準々決勝 ドイツ-日本(0-1)

    選手の運動量と集中力、ドイツの攻撃の雑さ、それまでの試合とは違ってボディコンタクトでファールを取ってくれた審判というファクターは確かにあったのだが、一番の勝因はグループリーグでの戦い方をガラリと変えた監督の指導力、そして選手の戦術的な対応力にあったのではないだろうか。 イングランド戦までの日は、1トップの永里にまずボールを当てて、素早いポストワークから中盤の攻め上がりにつなぎ、そこにサイドがオーバーラップしたり澤が攻撃に絡んでくるという、どちらかと言うと自分たちで主導権を握るアクションサッカーだった。 ところが、ドイツ戦の日は4-4-2の2トップにして、SBはドイツのサイドをしっかりマークして攻撃にはあまり参加せず、中距離パスをワンタッチでつないで中盤での相手のプレッシャーを回避し、素早くスペースがあるサイドにつなぐ狙いが徹底されていた。永里と安藤の2トップは縦のポストワークをほと

  • 「ここが世界へのスタートライン」南アフリカ・ワールドカップ パラグアイ-日本(0-0PK5-3)

    記録上は、敗戦ではなくて引き分けではあるのだが、やはり根的な個人能力、チーム力と言う点で、日はパラグアイ、つまりは世界レベルとの差がまだあるなという事を痛感させられたように思う。 試合は序盤こそ互いに攻めあう展開になったものの、予想通りパラグアイがポゼッションを強め始め、特に駒野のサイドにいたベニテスに長いボールを集め、そこを中心に人を集めてワンツーやドリブルから切れ込まれる事が多くなった。サンタクルスのサイドにいる長友は守備能力が高いので、この左サイド偏重の攻撃は完全にパラグアイが日を研究していた点だろう。 これにより松井が低い位置でボールを受けてからドリブルで無理に仕掛けなければならない場面が多くなり、相手の人数も多いので無理なキープからのボールロストを頻発させてしまい、それも日が攻撃のリズムを作れない要因になってしまった。 日は遠藤を前に上げてオルティゴサからの自由なパス出

  • 「窮鼠ライオンを噛む」南アフリカ・ワールドカップ グループE 日本-カメルーン(1-0)

    オシム、大阪ではサンスポとデイリーの一面が下柳結婚だったので、日は安泰ですよ(呆)。 さて、オシムも言うとおり、日が喜んでいいのは今朝までである。我々はまだ何も手にしてはいないし、カメルーンという最もグループの中では組みし易いと思っていた相手に、なりふり構わぬアンチフットボールで何とか勝ち点3をもぎ取り、最低限の結果を出したところに過ぎない。FIFAのサイトのスタッツを見ても日のシュートは全部で5、そのうちの全てが枠内シュートという、とてもそれまでと同じチームとは思えないラッキーぶりであった。 それにしても不可解だったのはカメルーンの攻撃を統率していたAソングが日戦に出てこなかった事である。彼が出場せずに、マクーンという選手が1ボランチの位置で出場したが、同じくFIFAサイトのMatchCastのStatsを見ても、マクーンから一番多くパスが出てるのがエトォに対する7なのだが、

    gogatsu26
    gogatsu26 2010/06/15
    でもライオンは寝ていた
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