Vivienne Machi 記者による2017-10-30記事「Defense Industry Moves Toward Multi-Material 3D Printing」。 現在、マルチ・メタルの3Dプリンターは、約10種類の金属を任意に混和して部品を成形させることができる。 将来は、ストレスのかかるところには粘りのある組成、熱のかかるところには耐熱性の組成、といった具合に、組成を断層的にではなく無段階遷移層式に変えていくことができるだろう。そのようにして連続成形された1塊の大きな金属部材は、あちこちの組成がそれぞれに異なっていて、しかもそれが混然一体にしっかりと融合されていてジョイント部分などは存在しない。 ※兵頭おもうに3Dプリンターが早々に劇的に世界を変えてしまえるのは火薬類や火工品の製品分野であると思う。たとえば複雑な日本の打ち上げ花火は、3Dプリンターによって、職人芸も
8-29弾道弾がもし松前半島の陸地の上を通過したのならば、北鮮の弾道ミサイル精度は極端に悪いことになる。射程だけでなく、方位精度すらも。 狙った通過点は大間の上空だったはずだ。そのコースならば陸地の上は1回しか横切らない(下北半島の北端部)。 すなわち、津軽半島の上も松前半島の上も襟裳岬の上も通過させることなく、ほとんど海上の上だけを飛ばしたと宣伝ができた。 ……が、それには見事に失敗したのだ。 「コリオリの力」をキャンセルするのに必要な「当て舵」量がわかってないんじゃないか? 北鮮は、従来も、中距離ミサイルや長距離ミサイルの着弾予定海面に観測船を出していない。このことからも彼らが中距離以上の弾道弾の「精度」をどうでもよいと考えていることが分かる。 「精度」を心配するよりも遥か以前の原始的な技術段階なのであろう。 太平洋に向けて大間の上をパスさせようとする飛翔実験は今後もあるだろう。日本海
ストラテジーペイジの2017-7-28記事。 7-7の報道。日本のEEZ内で北鮮の漁船団が違法に烏賊を釣っているというので出動した日本の漁業監視船が、1隻の北鮮漁船から「大砲」を向けられた。 日本の漁業監視船は反転して逃げた。それを北鮮武装漁船は10分間、追いかけてきた。そして去った。 武装漁船は、仲間の違法漁船団がEEZから撤収するための時間を稼いだもののようである。 日本政府は写真を添えて北鮮に抗議したが、例によってシカトされた模様である。 ※その写真がどうして日本国民の前に開示されないのだ? ■ 停電のイヤガラセを受けたインシルリクにまだ50発もB61をストアしてたのかよ(阿呆か……) Ankit Panda 記者による2017-7-26記事「North Korea's New KN19 Coastal Defense Cruise Missile: More Than Meets
Mark B. Schneider 記者による2017-4-28記事「Russian Nuclear Weapons Policy」。 2016-1のNATOの分析公表。近年ロシアはNATOとスウェーデンを先制核攻撃するシミュレーションを重ねていると。 2015-3に駐デンマークのロシア大使は言明。デンマークが米国主導のMDに加わるなら、デンマークの軍艦はロシアの核ミサイルのターゲットだと。 ロシア公式報道局のスプートニクニュース2016-3-7いわく、シリアで使われた地対地/地対艦兼用の巡航ミサイルである「バスチオン」は、射程が600kmであると。 射程が500kmから5500kmまでの地上発射ミサイルを禁じているINF条約をロシアはもう破っていると開き直っている。 2009-1のノヴォスチは、「R-500」という新型地上発射式巡航ミサイルがすでに配備され、その射程は1000kmから30
ストラテジーペイジの2015-11-29記事「Russia: Cold War Weirdness Returns」。 露軍機は当初、ISを爆撃しないでいた。ISがロシア民航機に対するテロをエジプト上空で実行したのだと11月前半に判断してから一転、IS爆撃に注力しつつある。 フランス軍機は対IS空爆に関しては露軍と同じROEを採用した。すなわち、ヒューマン・シールズは無視する。 露軍はISのファイナンスにターゲットを絞っている。すなわち石油生産とトルコへの密輸出だ。 露軍は米、イスラエル、フランスと戦地協定を結んでいるが、フランスとの協定は独特である。単に味方射ちを予防するという以上の協定。 しかしフランスの方としては、あまり露骨にロシアと共闘することはできない。というのはウクライナ侵略について対露制裁中なのだし、ロシアが「ISは米国の発明品」と国内宣伝していることにも同意するわけにいかな
Rod McGuirk記者による2015-8-29記事「WWII 'Great Escape' Survivor Dies at 101」。 史実の『大脱走』に参加した元捕虜の豪州人パイロット、ポール・ロイル氏がパース市にて死去。101歳。 彼は1963年の映画の中で、スティーヴ・マックウィーンがオートバイで走り回るシークェンスが大嫌いだったという。 この脱走には76人が加わっていた。場所は、ベルリンから南東へ160km〔おそらく今はポーランド領〕にある「シュタラグ・ルフト3」という捕虜収容所で、最寄の町はサガン市である。 ロイルが死んだことにより、残る唯一の生き証人は、いま英国デヴォン市に暮らす94歳の元編隊長のみとなった。 史実の脱走は、1944年3月に実行された。 映画と史実との大違いは、この収容所には、アメリカ人など一人もいなかったのである。全員、RAFの空中勤務者ばかりだった(た
Michael S. Darnell記者による2015-7-28記事「GPS-guided artillery shoot at Grafenwohr draws international interest」。 ロシア軍がそろそろポーランドやバルト三国に侵攻して第三次欧州大戦が勃発しそうなので、米軍がドイツ軍に対し、十五榴の普通のタマをGPS誘導砲弾化する「M1156 Precision Guidance Kit fuse」についての説明を始めた。 ※砲弾の信管の場合fuzeというスペルになると思っていたが、星条旗新聞がそこは間違わんだろう……。 可動フィンともセットになっているもので、このGPS誘導キットを155ミリ砲弾にとりつけると、だいたい、直径50mの円内に落ちてくれる。 この新型信管の特長は、もし何かの失敗により、精密誘導可能な範囲内にそもそも弾が落ちてくれなさそうになった場合
軍隊と新兵器について考える者は、国内外の地図だけではなくて、気候・海洋気象についても、そこそこ関心をもっていなければならない。というか、「常識の在り処」についての直感が「天象」についても少しは働くようでなければならない。 たとえば、昔から存在したシステムなのに、現在、世界じゅうであまり普及していないように見えるものに気付いたとき、あなたは、そこには何か、尤もな理由があるのではないかと、疑ってみても損はない。 アフガニスタンでは、タリバンが2001年からNATO軍の航空機に与えたよりも多大な損害を、雹が与えている。 ヘリコプターやC-130(戦術輸送機)は、要注意だという。 1機のC-130に、アルミ合金の外鈑に凹みができる威力の雹弾が2000発以上命中するのだ。エルロン(主翼後縁の舵)やアンテナは特にまずい。 小型のVIP輸送機などは、雹に打たれるて全損になることすらある。 直径25ミリ、
こうなったら6月30日までは東京23区内の公務員は24時間シフトで働き、7月1日から9月31日までは一斉休暇(欧風ヴァカンス)として、国家中枢機能は、夏の間は軽井沢にでも移転するしかあんめぇ! 軽井沢(長野県)の周波数は西日本と同じだから、とりあえず停電の心配はねえ。(まあ、浅間山が噴火したら、溶岩流に飲み込まれるがな。) 東電が回復するまで、そのまま、2年ばかりずっと軽井沢に居たって良いだろう。冬はスケートができるぜ。シカゴみたいによ。 都下の大学は「都落ち」するべきだ。地方の倒産したホテルを買い取ればいいんだよ。北海道にも良い物件があるよ! 東京23区内の小学校~高校は、6月から10月にかけては、月曜と金曜を休みにした方がいいと思う。そのかわりに土曜と日曜は授業をやるのさ。 さらに、7月と9月は、学校の登校時間を1時間半くらい早くするこった。そして、昼休みも11時からの30分とする。こ
2007年からエンデュランス実験を続けているソーラーライトの最新経過報告です。 2000円で買った白色球型の寿命が来ました。 ほとんど点灯しなくなったので内部のニッカド×2本を交換しようとしたら球形ケースが衝撃で三つに割れてしまいました。球形ケースは買ったときは白かったのですが、すっかり黄色く変色しております。どうやら紫外線に弱い安物のプラスチックを使っていたようです。 廃棄する前に電池をみましたら、2本のうち1本は緑青を吹いていました。基盤は錆びたりしていませんでしたが、電池ボックスのプラス極の配線のハンダ付け部分は、さわった拍子にポロリと取れてしまいました。 例のイギリス設計の送料込みで5000円もした「ソーラーライト マルチムーン」(イエロー)の白色球形ABSは、いまだに真っ白です。ただ、ネットで確認したら、これはもう売られていないですね。惜しいなぁ。同製品の2つあるうち1つは電池交
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