エリック・クラプトンが率いたデレク・アンド・ザ・ドミノスのメンバーで、セッション・ドラマーとしてもビーチ・ボーイズ、ジョージ・ハリスン、ジョー・コッカー、ジョン・レノン、スティーリー・ダンなど、数多くの傑作に名を刻んだジム・ゴードンが3月13日にこの世を去った。享年77歳。 ジム・ゴードンは1945年生まれ。ロサンゼルス出身。17歳のときにエヴァリー・ブラザーズのライヴ・サポートを務め、ドラマーとしてのキャリアをスタート。その才能を当時のNo.1セッション・ドラマーであったハル・ブレインに認められ、彼が率いていた伝説の音楽集団=レッキングクルーに名を連ねるようになった。 1960年代中頃からセッション・ドラマーとしての活動を本格化させ、ビーチ・ボーイズ『Pet Sounds』、グレン・キャンベル『Gentle on My Mind』、メイソン・ウィリアムズ『Classical Gas』を筆