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ブックマーク / hc.nikkan-gendai.com (23)

  • 痒くてたまらない…「あせも」を悪化させないための3つのポイント|日刊ゲンダイヘルスケア

    汗をかくシーズン、臭いやべたつきも気になるが、「あせも」に悩まされる人も多いのではないだろうか。あせも対策について、汗の悩みを専門に診ている「山英博クリニック」(東京・渋谷)に聞いた。 ◇  ◇  ◇ あせもは、医学的には「汗疹」と呼ばれる。汗の通り道である汗管が、大量の汗をかくことで詰まってしまう。汗をスムーズに排出できなくなり、皮膚の中に汗がたまって雑菌が繁殖。皮膚トラブルが起こる。 「あせもは、夏になると非常に多くなる肌トラブル。あせもには3種類あり、一般的に多いのは紅色汗疹。皮膚科を受診する患者さんのほとんどはこのあせもです」(山英博院長=以下同) 紅色汗疹は、汗が排出されないために周囲の皮膚が炎症を起こし赤くなる。強い痒みを伴い、ときにはヒリヒリ、チクチクとした痛みがある。

    痒くてたまらない…「あせも」を悪化させないための3つのポイント|日刊ゲンダイヘルスケア
  • 世界の男性の男性器が30年で24%長くなった謎 学術誌で報告|ニューヨークからお届けします。

    過去30年で世界の男性の男性器が24%長くなった、という調査結果が発表されています。しかも「これは決して良いことではないかもしれない」という研究者のコメントも出され、驚きを与えています。 これは学術誌「ワールド・ジャーナル・オブ・メンズ・ヘルス」で発表されたものです。スタンフォード大学のマイケル・アイゼンバーグ教授のグループが、1942年から2021年までの75件の研究から、5万6000人のデータを分析した結果、過去29年間に男性器が24%長くなったことがわかったとのことです。 ところが他の最新の研究によると、男性の精子の数は2000年以降毎年2.6%ずつ減り続けています。また男性ホルモン(テストステロン)の量も下降しているというデータもあります。 では一体なぜ生殖器だけが長くなったのか? アイゼンバーグ教授は、現代の子どもたちの思春期が早まっているからではないかと推測しています。アメリカ

    世界の男性の男性器が30年で24%長くなった謎 学術誌で報告|ニューヨークからお届けします。
  • 「五十肩」は糖尿病を疑え 骨や筋肉の老化といわれるが…|医者も知らない医学の新常識

    肩が急に上がらなくなって痛みを感じる、いわゆる「五十肩」は、主に50代から60代で多いためにその名前がありますが、40代より前の若い年齢でも起こることがあります。正確な病名は「肩関節周囲炎」と言って、肩関節の周辺に炎症が起こるのです。その原因は骨や筋などの老化だと説明されていますが、実際には不明な点も多いのです。 五十肩は甲状腺機能低下症や動脈硬化性疾患とも関連があるという指摘があります。そして、最も関連が深いと考えられているのが糖尿病です。糖尿病には多くの合併症があります。その中であまり知られていないのが筋肉系の合併症です。こむら返りのような筋肉のけいれんや、筋力の低下、炎症などが知られていて、五十肩との関連も指摘されています。 今年のイギリスの医学専門誌に掲載された論文によると、これまでの症例対照研究という種類の6つの研究をまとめて解析した結果として、糖尿病では五十肩になるリスクが、な

    「五十肩」は糖尿病を疑え 骨や筋肉の老化といわれるが…|医者も知らない医学の新常識
  • ステロイドにさまざまな数多くの副作用があるのはどうしてなのか|高齢者の正しいクスリとの付き合い方

    これまでお話ししてきたように、ステロイドにはたくさんの効果があります。それは言い換えると、たくさんの副作用のリスクがあるということにもなります。今回はステロイドが持つ副作用を、効果と関連付けながらできるだけわかりやすくお話しします。 前々回、「ステロイドは元気を出す」とお伝えしましたが、その理由のひとつは血糖値を高める効果によります。そのため、ステロイドの内服が長期間になると、その副作用として「糖尿病」を発症する場合があるのです。ステロイドを中止できればいいのでしょうが、ステロイドを用いる病気の特性上、それが難しいケースも多くあります。場合によっては、糖尿病のクスリを使わなければならないこともあります。この副作用は内服や注射などでステロイドが全身に作用していることにより起こります。ですから、外用(塗り薬や吸入薬)として局所的に使用している場合は起こりにくいといえます。

    ステロイドにさまざまな数多くの副作用があるのはどうしてなのか|高齢者の正しいクスリとの付き合い方
  • まれだが侮れない「精液アレルギー」 初体験での発症が多い|健康の「素朴な疑問」

    【Q】20代男性です。性的な話が得意ではなく、その方面の話題に強い友人からいろいろと教えてもらっています。先日、その友人と話していて、女性には「精液アレルギー」という病気があると聞きました。精液によりアレルギー反応を起こしてしまうとのことですが当でしょうか? もしそんな女性がいたら子供を持つことができない気がしますが、大丈夫なのでしょうか? 【A】世界でも100例ほどしか報告されていない、非常にまれな病気ですが存在します。よく「精子アレルギー」とか「精液アレルギー」とか言われますが、「精漿(せいしょう)アレルギー」という方が正確かもしれません。前立腺からの分泌液と精嚢(せいのう)からの分泌液が混ざったものを精漿と言い、これに精子が入り込んだものが精液です。「精液アレルギー」というのは実は、精子ではなく、精漿に含まれるタンパク質に対するアレルギー反応だといわれているからです。

    まれだが侮れない「精液アレルギー」 初体験での発症が多い|健康の「素朴な疑問」
    gogatsu26
    gogatsu26 2023/02/20
    “世界でも100例ほどしか報告されていない、非常にまれな病気”
  • 幸福ホルモン「オキシトシン」とは? ストレス、肥満、発達障害にも効果ありと注目|日刊ゲンダイヘルスケア

    経済協力開発機構(OECD)のメンタルヘルスに関する国際調査によれば、日うつ病・うつ状態の人の割合は2020年時点で17.3%。13年の調査では7.9%だった。コロナ、経済不況、物価高……とメンタル不調を増長する要素が多い現状で、注目を集めているのが幸福ホルモンとも呼ばれる「オキシトシン」だ。身体心理学者である桜美林大学・山口創教授に聞いた。 オキシトシンは、脳内で分泌される神経伝達物質のひとつ。特定の刺激で脳の視床下部で作られ、下垂体に移動し、血液に乗って全身をめぐり、また下垂体から中枢神経など脳のほかの部位に直接届けられる。 オキシトシンの存在は19世紀末からすでに知られていたが、近年研究が進み、さまざまな作用が報告されている。 たとえば、ストレスに対する効果だ。 「ストレスを感じると、脳の視床下部から下垂体、腎臓にある副腎へと信号が伝わり、コルチゾールというホルモンが分泌されます

    幸福ホルモン「オキシトシン」とは? ストレス、肥満、発達障害にも効果ありと注目|日刊ゲンダイヘルスケア
  • コロナワクチンを接種しない人は交通事故を起こしやすい?|役に立つオモシロ医学論文

    自動車による交通事故の多くは、スピード違反、不適切な追い越し、信号無視、右折禁止違反などによって引き起こされます。このような行動は、安全に対する人の認識や態度を反映しており、このことはまた健康リスクに対する認識や態度とも関連している可能性があります。 たとえば、健康に対する関心が低い人では、交通安全に関する推奨事項も軽視する傾向があるかもしれません。感染症に対するワクチンの接種をためらうこともまた、安全に対する態度の一部と関連している可能性があります。そんな中、新型コロナウイルスワクチンの接種と、交通事故の関連性を検討した研究論文が、米国の医学誌に2022年12月2日付で掲載されました。 この研究では、カナダのオンタリオ州に在住している約1100万人の成人が対象となりました。医療記録データベースに基づき、新型コロナウイルスワクチンの接種状況が調査され、同地域の病院から報告された交通事故66

    コロナワクチンを接種しない人は交通事故を起こしやすい?|役に立つオモシロ医学論文
  • ビタミンD不足が寿命を縮める 総死亡リスクが6倍増|医者も知らない医学の新常識

    ビタミンDは「ビタミン」という名前は付いていますが、実はステロイドホルモンの一種で、太陽の紫外線を浴びることで、体内で作られるという特徴を持っています。ビタミンDが高度に不足すると、骨が健康に成長することができず、骨軟化症という病気になります。そのため、ビタミンDは骨だけに働く、という考え方が以前は一般的でした。しかし、実は体のすべての細胞の健康のために、ビタミンDが必要であることが、最近の研究で明らかになっています。 今年の米国内科学会の医学誌に、最新の研究結果が報告されています。 イギリスで30万人以上の健康データを、遺伝情報を含めて解析したところ、ビタミンDが高度に不足している人は、不足のない人と比較して、総死亡のリスクが6倍に増加していました。個々の病気の死亡率で見ると、がんによる死亡が3倍以上、呼吸器の病気による死亡は何と12倍以上に増加していたのです。

    ビタミンD不足が寿命を縮める 総死亡リスクが6倍増|医者も知らない医学の新常識
  • 人工甘味料で脳梗塞の危険がある 英国の医療雑誌が報告|医者も知らない医学の新常識

    カロリーがなく甘みが強い人工甘味料は、もともとは砂糖の代用品として開発されたものです。今ではダイエットの強い味方として、ジュースやお菓子など、多くの嗜好(しこう)品に広く使用されています。 砂糖の入っている普通のジュースを飲んでいた人が、それを人工甘味料の入った飲み物に代えれば、カロリーは減少しますから、肥満や糖尿病などの予防にもなると、普通に考えればそう思えます。しかし、人工甘味料に健康効果があったとする報告がある一方で、むしろ体重が増加して、糖尿病などのリスクも増加した、というような報告もあるのです。 これは確定したものではありませんが、人工甘味料の刺激により、空腹感が増強されて過になるのではないか、という研究もあり、腸内細菌に悪影響を与えるという報告もあります。人工甘味料には当に危険があるのでしょうか? 今年の「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」という一流の医学誌に、フラン

    人工甘味料で脳梗塞の危険がある 英国の医療雑誌が報告|医者も知らない医学の新常識
  • 性感染症編(9)高齢者は性行為なしでも性器ヘルペスを発症する場合がある|60歳からの健康術

    病気は治療すれば必ず治ると思い込んでいる人がいる。しかし、治療しても体のどこかに病原体が潜み、加齢で免疫が低下すれば再発する病気もある。そのひとつが性感染症である性器ヘルペスだ。「性感染症 プライベートゾーンの怖い医学」(角川新書)の著者で日性感染症学会の功労会員でもある「プライベートケアクリニック東京」の尾上泰彦院長に聞いた。 「性器ヘルペスは主に性的接触により単純ヘルペスウイルスが感染する性感染症のひとつです。性交後2~10日後に男性なら陰茎の亀頭、包皮など、女性は外陰部や子宮頚部などにかゆみや違和感をともなった直径1~2ミリの程度の水ぶくれや赤いただれが複数できます」 人によってはかゆみ、発熱、リンパ節の腫れなどの症状を伴う場合がある。水ぶくれは破れてびらんや潰瘍になる。

    性感染症編(9)高齢者は性行為なしでも性器ヘルペスを発症する場合がある|60歳からの健康術
    gogatsu26
    gogatsu26 2022/09/09
    “性器ヘルペスは感染してすぐに発症するわけではなく、無症状でウイルスを排出している不顕性感染が70%くらいいると言われ、本人が気づかないうちに他人にうつしてしまうこともある”
  • 性感染症編(4)60歳以上の「いきなりエイズ率」は50%以上 免疫力低下で発症も|60歳からの健康術

    最近アッチ系の経験がないから性感染症は自分とは無関係。そう思い込んでいる人は多いが、考えを改めた方がいい。自分でも気づかないうちに感染していて、免疫力が低下した高齢者になって症状が出る性感染症もある。 「性感染症 プライベートゾーンの怖い医学」(角川新書)の著者で日性感染症学会の功労会員でもある「プライベートケアクリニック新宿」の尾上泰彦院長に聞いた。 「以前もお話ししましたが近年多くなっているのは新規感染報告者数に占めるエイズ患者の割合、つまり『いきなりエイズ率』です。これはHIVに感染しているのに気づかずに放置した挙げ句に突然エイズ発症を告げられるものです。これまでは20~25%を推移していましたが、令和3年8月24日のエイズ動向委員会によると、令和2年には31.5%に上昇しています」

    性感染症編(4)60歳以上の「いきなりエイズ率」は50%以上 免疫力低下で発症も|60歳からの健康術
  • コロナにO型が強いのは血が固まりにくいから? A型は死亡リスクが高い|血液型と病気

    出血の止まりやすさは、A型がもっとも強く、AB型とB型は中間で、O型がもっとも弱いとされています。 医術が未発達の時代には、狩りや戦争で受けたケガが命取りになることも多かったことでしょう。しかし血が止まりやすいA型は、他の血液型よりも生き残るチャンスが高かったはずです。感染症に弱いA型が、感染症に強いO型と同じ程度にいまも繁栄しているのは、それが理由かもしれません。 今は出血も感染症も、さほどの脅威ではなくなってきています。しかし寿命が延びたおかげで、がんが大きな脅威になってきました。1981年に日人の死因トップに躍り出てから今日まで、40年以上にわたって首位を維持し続けています。がんに対して有利なO型は、現代においては最強の血液型と言っていいでしょう。 ところがO型が強いのは、がんだけではないのです。

    コロナにO型が強いのは血が固まりにくいから? A型は死亡リスクが高い|血液型と病気
  • 虫歯はチーズで予防できる!WHO報告書で「エビデンスはほぼ確実」|日刊ゲンダイヘルスケア

    ワインなどお酒のつまみにぴったりのチーズ。このチーズが虫歯予防に役立つという。WHOはすでに2003年、虫歯リスクを軽減する品の最上位にチーズを挙げている。「チーズは虫歯予防の最強品」の著者である稲葉大輔歯科医師(岩手医科大学解剖学講座/盛岡大学栄養科学部)に詳しく聞いた。 「WHOのテクニカルリポートという報告書によると、虫歯リスクに関する科学的根拠を『確実』から『根拠不十分』まで4段階に分けた中で、リスク軽減の効果が『確実』とされる物質はフッ化物。そして、これに次いで効果が『ほぼ確実』とされたのがハードチーズでした」 フッ化物は、歯科医院などで虫歯予防のために歯に塗布されるもの。「ほぼ確実」には、キシリトール配合ガムに代表されるシュガーレスガムも入っていたが、チーズはそれより上の位置付けだ。また、虫歯予防効果で知られる甘味料キシリトールは、「ほぼ確実」の次のレベルである「可能性あり

    虫歯はチーズで予防できる!WHO報告書で「エビデンスはほぼ確実」|日刊ゲンダイヘルスケア
  • ワクチン3回目接種後死亡225件のうち、29件以上が風呂場で異変…65歳以上は要注意|コロナ第7波に備える最新知識

    統計は数字の取り方によって大きく変わる。日常的に経験することだが新型コロナワクチンの接種後死亡報告でも同じだ。 厚労省が6月10日に開催した、新型コロナワクチンの接種と副反応との関連性を議論する専門部会に提出された資料を先週紹介した。 それによると、予防接種開始(2021年2月17日)から22年5月27日までに新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例は1742件(ファイザー社製1586件、モデルナ社製155件、アストラゼネカ社製1件)。そのうち3回目接種後死亡報告例は225件(ファイザー社製141件、モデルナ社製84件)だった。 その中で、「溺死・溺水」は9件で、風呂場の死亡はこれのみと想像されがちだが、「死因等(報告者による見解・考察等)」に記載されていた数字。新型コロナワクチン接種後に死亡として報告された事例の一覧(2021年2月17日~22年5月27日の報告分)の中から、「

    ワクチン3回目接種後死亡225件のうち、29件以上が風呂場で異変…65歳以上は要注意|コロナ第7波に備える最新知識
  • 糖尿病網膜症(1)日本の糖尿病患者の15%が患う目の病気|60歳からの健康術

    新型コロナによる巣ごもり生活で血糖値が上がり、糖尿病予備群や糖尿病を発症する60代以上が増えている。そこで注意したいのが糖尿病網膜症だ。どんな病気か? 自由が丘清澤眼科の清澤源弘院長に聞いた。 「年単位の高血糖が原因で目の奥にある網膜の微細血管が障害を受けて、目がかすんだり、視力が低下する病気です。中途失明原因の上位に数えられるだけに、中高年が気をつけなければならない目の病気です」 日人の糖尿病患者のうち約15%が罹患しているといわれ、推定患者数は約140万人とされる。年間約3000人の失明を引き起こし、2015年度の視覚障害の実態調査で成人の失明原因疾患の第3位となっている。 「目立った症状がないため、初期ではほとんどで気づかず、症状を自覚したときには病期が進んでいたというケースが少なくありません。それでも、初期に網膜の損傷した血管からの出血により、視野全体に斑点や糸くずのようなものが

    糖尿病網膜症(1)日本の糖尿病患者の15%が患う目の病気|60歳からの健康術
    gogatsu26
    gogatsu26 2022/06/10
    “年単位の高血糖が原因で目の奥にある網膜の微細血管が障害を受けて、目がかすんだり、視力が低下する病気”
  • 週1回の注射で痩せる!「肥満症」の画期的な新薬が厚労省へ承認申請|日刊ゲンダイヘルスケア

    「肥満症の治療は今後、劇的に変わっていきます」 こう言うのは、神戸大学糖尿病・内分泌内科学部門の小川渉教授。小川教授が作成委員長を務め、6年ぶりに改定された「肥満症診療ガイドライン2022」も近々刊行予定だ。 肥満症と肥満は違う。 「肥満症は日肥満学会が中心となり2000年に提唱した考え方です。肥満は太っている状態を指し病気ではありませんが、肥満症は病気で、治療が必要。BMI(体重〈キロ〉÷身長〈メートル〉の2乗)が25以上で、かつ肥満を原因とする健康障害がある場合、肥満症と診断されます」(小川教授=以下同) 肥満を原因とする健康障害とは、2型糖尿病、脂質異常症、高血圧、高尿酸血症・痛風、心臓病、脳梗塞。意外なものでは、月経異常や妊娠合併症といった産婦人科疾患、睡眠時無呼吸症候群、整形外科的疾患、がんも肥満と関係が深い。

    週1回の注射で痩せる!「肥満症」の画期的な新薬が厚労省へ承認申請|日刊ゲンダイヘルスケア
  • 「パルスオキシメーター」 日本人では数値が正確でない可能性|医者も知らない医学の新常識

    新型コロナウイルス感染症の流行に伴って、注目されている健康機器が「パルスオキシメーター」です。これは指にはめるクリップのような小さな機械で、動脈血酸素飽和度という、体に酸素が足りているかどうかの指標を簡単に測定することができる便利な装置です。 その数値が96%を下回っていると、体に酸素が足りない可能性があります。そのために、新型コロナウイルス感染症の重症度判定においても、酸素飽和度96%以上が軽症かどうかの基準になっているのです。しかし、この数値は常に正確なのでしょうか? 実はそうではないことが最近、世界的に問題となっています。この機械は指先に光を当てて、どの光を血液が多く吸収するかを測定しているのですが、その数値は皮膚の色素の量が多いと、実際より低く測定されてしまうのです。 アメリカ品医薬品局(FDA)は去年の2月に安全性情報を出していて、皮膚の色素が少ない白人と比較して、アジア人を含

    「パルスオキシメーター」 日本人では数値が正確でない可能性|医者も知らない医学の新常識
    gogatsu26
    gogatsu26 2022/04/25
    “皮膚の色素が少ない白人と比較して、アジア人を含む有色人種では数値が実際より低くなる”
  • HbA1c7%以下を長期に維持してる人はコロナ感染しても重症化しない|進化する糖尿病治療法

    血糖値の1~2カ月の平均を反映し、血糖コントロールの指標となるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)。この数値を良好に、さらに長期的に保つと、新型コロナウイルスに感染しても重症化しないことが、米国の大学の調査で明らかになりました。 調査をしたのは、レンセラー工科大学の研究グループです。米国で医療サービスのネットワーク提供を行うオプタムヘルスの医療データベース(2017年1月から20年11月)を解析。対象になったのは1万6504人の男女で、平均年齢は67.6歳でした。 すると、コロナ感染の2~3年前からHbA1cの平均値が1%高いごとに、集中治療室(ICU)に入院するリスクが12%上昇するという結果が出たのです。HbA1cが7%にコントロールされている群は、コロナの重症化リスクは1.12倍でしたが、8%以上の群は1.34倍、9%以上の群は1.48倍に上昇していました。

    HbA1c7%以下を長期に維持してる人はコロナ感染しても重症化しない|進化する糖尿病治療法
    gogatsu26
    gogatsu26 2022/02/02
    “血糖コントロールの指標となるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)”
  • 痩せているのに糖尿病予備群…インスリン抵抗性が肥満者と同程度|進化する糖尿病治療法

    痩せている若い女性は、肥満の女性と同じように、将来的に糖尿病を発症するリスクが高いことが研究で明らかになっています。 日は、世界でも有数の「痩せ形女性」が多い国。先進国の中では、痩せ形(体格指数BMIが18.5未満)の女性の比率が最も高く、20歳代の女性では、痩せの割合が20%を占めています。 これまで、痩せていても糖尿病のリスクが高いことは指摘されていましたが、中年以降を対象としたデータで、若い女性に関してはそれが糖尿病のリスクに関係するのかなど、分かっていませんでした。 そこで順天堂大学の研究グループは、18~29歳の痩せ形のBMIの女性98人と、標準体重のBMIの女性56人にブドウ糖を摂取してもらい、その後の血糖値の変化を調べました。すると、痩せている女性は、標準体重の女性に比べて体重が低く、筋肉量が少なく、身体活動量が23%少なく、エネルギー摂取量が256キロカロリー少ないことが

    痩せているのに糖尿病予備群…インスリン抵抗性が肥満者と同程度|進化する糖尿病治療法
    gogatsu26
    gogatsu26 2022/01/19
    “「運動しない・食べない・痩せている」という状態をエネルギー低回転型といいます。これによって筋肉量が減少すると、筋肉に貯蔵できる糖の量が少なくなり血糖値が高くなります。”
  • ミッキー吉野さん 糖尿病が悪化し狭心症、脳梗塞と…医師の“脅し”に助けられた|独白 愉快な“病人”たち

    ミッキー吉野さん(69歳)=糖尿病・狭心症・脳梗塞 「14年後に糖尿病がひどくなるぞ」 32歳のときに人間ドックでそう言われたことが、まさか的中するとは思っていませんでした。 46歳だった1997年、持病の糖尿病の悪化から、いわゆる「狭心症」の症状が表れたのです。心臓が3分の1ぐらいしか動いていないと言われ、血管内にステント(血管を広げるための網目状の筒)を3つ入れる手術を受けました。このときの入院は7週間で、あまり愉快な話ではないのですが、その1年後、この入院が良かったと思うことが起きました。 じつは退院するとき、医師から「あなたは心臓にも頭にも爆弾を抱えているんですよ」と、ものすごく脅されたのです。「糖尿病というのはバカにできない病気で、動脈硬化になりやすくて、常に心筋梗塞や脳梗塞の危険性がある。ちょっとでもおかしかったら、すぐに来なさい」と再三再四、言われ続けたのです。おかげですっか

    ミッキー吉野さん 糖尿病が悪化し狭心症、脳梗塞と…医師の“脅し”に助けられた|独白 愉快な“病人”たち
    gogatsu26
    gogatsu26 2021/09/07
    まだ69だったの