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ビタミンD不足が寿命を縮める 総死亡リスクが6倍増|医者も知らない医学の新常識
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ビタミンD不足が寿命を縮める 総死亡リスクが6倍増|医者も知らない医学の新常識
ビタミンDは「ビタミン」という名前は付いていますが、実はステロイドホルモンの一種で、太陽の紫外線を... ビタミンDは「ビタミン」という名前は付いていますが、実はステロイドホルモンの一種で、太陽の紫外線を浴びることで、体内で作られるという特徴を持っています。ビタミンDが高度に不足すると、骨が健康に成長することができず、骨軟化症という病気になります。そのため、ビタミンDは骨だけに働く、という考え方が以前は一般的でした。しかし、実は体のすべての細胞の健康のために、ビタミンDが必要であることが、最近の研究で明らかになっています。 今年の米国内科学会の医学誌に、最新の研究結果が報告されています。 イギリスで30万人以上の健康データを、遺伝情報を含めて解析したところ、ビタミンDが高度に不足している人は、不足のない人と比較して、総死亡のリスクが6倍に増加していました。個々の病気の死亡率で見ると、がんによる死亡が3倍以上、呼吸器の病気による死亡は何と12倍以上に増加していたのです。