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ブックマーク / ji-sedai.jp (4)

  • オリンピックの熱狂と「転向」する文学者たち 2020年われわれは冷静でいられるか - ジセダイ総研 | ジセダイ

    文学者たちのあっけない「転向」 1964年10月の東京オリンピックは、「筆のオリンピック」とも呼ばれた。小説家や評論家など物書きの多くが、まるで競うようにオリンピックのことで筆を執ったからである。 当時はまだテレビタレントがいなかった時代。文学者は文化人の代表格であり、その観戦記は、今日のテレビ番組のレポートやコメントのように広く消費された。こうした文学者たちの文章は、同年12月刊行の『東京オリンピック 文学者の見た世紀の祭典』(講談社、2014年同学芸文庫で復刊)にまとめられている。 今日改めてこのを読むと、われわれは失笑を禁じえないだろう。というのも、名だたる文学者たちが、あまりにもあっけなく次々に「転向」してしまうからである。 文学者たちは、もともとオリンピック開催に対して批判的ないしは無関心だった。その辛辣な言葉の数々を少し引いてみよう。 「私もかなり批判的だった。たかがスポーツ

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  • 都知事辞職から考える、日本と中国の

    米紙ニューヨークタイムズは舛添要一東京都知事の辞職を取り上げ、「せこい」という日語を紹介した。マンガ購入や温泉旅行などの“せこい汚職”が有権者の神経を逆なでにしたとの分析だ。日国内では“せこさ”に呆れる一方で、そのために50億円もの費用をかけて都知事選を実施することを疑問視する声があがっている。 日が舛添問題で揺れているなか、お隣の「汚職大国」中国でも“せこい汚職”が問題となっている。温泉旅行が東京都行政を揺るがす一大事件に発展したように、中国では「ゴージャスすぎる職員堂」が習近平政権の基盤を揺るがしかねないリスクを秘めている。 習近平人気の理由 江沢民、胡錦濤、習近平。近年の国家主席で一番人気は誰だろうか? 日人的には「好きになれる人などいない」という答えが多そうだが、中国人の視点では異なる。人気最下位は胡錦濤だろう。執政期間に中国は高成長を遂げたとはいえ、インフレや環境汚染な

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  • 『龍が如く』『GTA』のゲーム実況禁止! 中国のユーチューバー規制とネット社会の変化 - ジセダイ総研 | ジセダイ

    ゲーム『龍が如く』のゲーム実況は禁止! 昨春の日アニメ・ウェブ配信規制に続き、中国文化部が新たな規制を発表した。今回のターゲットは中国版ニコ生、中国版ユーチューバーだ。中国経済界の注目を集めるほどの存在感を示す「網紅」(ネット有名人)とはどのような存在なのだろうか。その人気の背景には中国のネットの大きな変化が透けて見える。 「取り締まり」という勲章を得た中国版ニコ生 中国国営通信社・新華社によると、2016年4月14日までに中国文化部は「違法・規則違反ネット文化活動摘発リスト」を発表、動画ストリーミングサイト(中国版のニコ生、Ustream)を名指しで批判した。このリストは定期的に発表されており、これまでも携帯ゲームなどさまざまなサービスが槍玉にあげられてきた。 昨年3月には日アニメが槍玉にあげられ、『進撃の巨人』や『寄生獣』など数十もの作品が公開を禁じられた。中国文化部はその時々

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  • 「窓の外には地獄が広がっていた」SNSが伝える天津塘沽爆発事故 - ジセダイ総研 | ジセダイ

    2015年8月12日夜、天津市浜海新区の化学薬品保管倉庫で爆発事故が起きた。日の気象衛星ひまわりもその光を捉えたほどの巨大な爆発だ。 スマートフォンの普及も大きいのだろう。ネットユーザーが現場を撮影した動画、写真が次々と公開されて現地の「地獄絵図」が伝えられている。クレーターのような大穴が空いた事故現場、吹き飛んだ建物、窓ガラスがすべて粉々になったマンション、吹き飛ばされたコンテナ、黒焦げになった1000台もの車、道端に転がる黒焦げの遺体やちぎれた手足などの恐ろしい光景が映し出されている。爆発の規模を考えれば、完全に吹き飛ばされた犠牲者も相当数いるはずだ。13日夜時点で公式に確認された死者数は50人だが、最終的な犠牲者はこれをはるかに上回るものと予想される。 またSNS中国メディアでは次々と被災者の声が伝えられている。 「爆音を聞いて、慌てて窓の外を見たら地獄が広がっていた。」 「死者

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