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ブックマーク / ncat2.hatenablog.com (5)

  • 笑いの四分法 「大喜利」「言語学」「文学」「演劇」 - ncat2の日記

    漠然とした話だけど、笑いの手法・方向性を突き詰めると「大喜利」「言語学」「文学」「演劇」の四つになると思う。例を出すと、バカリズムやジャルジャルは大喜利・言語学、鳥居みゆきは言語学・文学、バナナマンやロッチは文学・演劇、友近が演劇特化、しずるが言語学・演劇みたいな感じ。 2011/2/25 Twitterにて 上記のツイートを数ヶ月前にしたところ、非常に反響があった。これについては色々と思うところがあったのだが、Twitterの仕様上140字しか書けず、非常に漠然とした話になっている。そのため、時間が立った今更ではあるが、これについてもう少し鮮明な考えを述べたいと思う。 この四分法は、笑いを綺麗に四つに分けることが出来る、といったタイプの学術的なものではなく、考察したり語ったりする際にこういう風に分けると直感的ですよ、という、便宜的なものだ。ある程度曖昧な分け方であるが、それは曖昧であって

    笑いの四分法 「大喜利」「言語学」「文学」「演劇」 - ncat2の日記
  • 大喜利での「わざとわかりにくく表現する技法」とマーケティング - ncat2の日記

    テレビやDVD、またはインターネットなどでは、しばしばシンプルに大喜利での対決というものが行われている。それだけでなく、大喜利というのは非常に応用の利くコンテンツであって、例えばラジオのコーナー、雑誌の読者投稿コーナーなどなど、「大喜利」と名を冠していないものでも、底を除いてみれば大喜利であるものも多い。 そのように、コンテンツとしてメジャーになっていくと、技法というものが現れてくる。そして、大喜利で有名な技法に、わざとわかりにくく表現する技法がある。今回は、それについて考察していきたいと思う。 まず、その技法とは、どのようなものなのか、について解説していきたい。わかりやすく例を出す。お題として「あったら嫌な寿司屋」というものが出されていたとする。そして、それに対して「寿司ネタの下に入っているわさびが、緑の絵の具になっている」という発想の答えを出したいとする。 そうしてみると、まず表現とし

    大喜利での「わざとわかりにくく表現する技法」とマーケティング - ncat2の日記
  • 千原ジュニアの許せない話と、矢作兼の許せない話の違い - ncat2の日記

    先日、「人志松の○○な話」の「許せない話」で千原ジュニアが披露した許せない話が、2chなどで批判の的になったという。その内容がこちらだ。 つい先日、ちょっとまあ、ひと悶着、ってわけでもないんですけど、まあ美術館で、まあ……絵を、見てたんですよ。ほんでバーッと、まあ、見てたんです。で、何気なくフリスクを、一個ね、べるや否や、 「(強い口調で)ご飲はおやめくださーい!!」 …え? いやいやいやいや。…フリスクですよ? 「ご飲は禁止されてるので、おやめくださーい!!」。…おいまじか? お前それマジで言うてんの? じゃああそこのおっさん爪噛んでるな? あれ、注意せいと。「(係員の真似で変な顔しながら)うぅうぅん…」。なんなんでしょうあのマニュアル。ハンバーガーそれこそうてるなら分かりますよ。フリスクですよ。もう愕然としましたよ。 言っていることは分かるが、やはり私も「それは自分のルールを

    千原ジュニアの許せない話と、矢作兼の許せない話の違い - ncat2の日記
  • バナナマン日村がマジ切れ、「俺は傷ついている」という悲痛な叫び - ncat2の日記

    『めちゃイケ』に限らず、ある世代のお笑い芸人は「権威を傘にしたいじめ」を肯定している - 昨日の風はどんなのだっけ? お笑いといじめ。この二つは、コアなお笑いファンほど切り離して考えようとしがちだが、実際のところ、切っても切り離せない関係にあることが事実だ。上記の記事では、そのことについて具体的に述べている。それと同時に、一つ、それに関連した非常におもしろいラジオの回があったのを思い出した。良いきっかけを得たので、それについて紹介し、解説を加えていこうと思う。 それというのは、2009年03月16日放送の「バナナマンのバナナムーン」での出来事である。実は、過去に「バナナマンのバナナムーンが最高におもしろかった。」という記事で紹介しているものだ。その記事にも概要は書いてあるが、ここでは引用などを駆使して一から説明して行こうと思う。また、この放送の最後では、「誰が悪いのか」という投票が行われて

    バナナマン日村がマジ切れ、「俺は傷ついている」という悲痛な叫び - ncat2の日記
  • しゃべくり007で見せた、有田哲平の空気を作る力 - ncat2の日記

    しゃべくり007は「フリートークのプロレス」において使われる技術を追求していると前に書いたが、その中でも、最近ナチュラルエイトへ事務所移籍をした、くりぃむしちゅーの有田はすごい。その技のすごさが如実に現れた場面があったので紹介しようと思う。 しゃべくり007にガレッジセールがゲストで来た回。この動画の4:45以降を見てもらいたい。 まずくりぃむ上田が「デビュー当時のネタを見たい」とガレッジセールに振る。すると客も周りの芸人も盛り上がる。ここで有田は大きな声で「あ〜! 見たい見たい!」「アレでしょアレでしょ?」と言い、盛り上げる。こうなると、その場はやらなければならない空気になる。こういうことをやっている芸人がこの中で有田だけという時点で、かなり空気を作る芸人であるということが分かるが、もっとすごいのはここからだ。 ガレッジセールがネタを終える。そのあと少しトークがあり、上田が次の企画へ進行

    しゃべくり007で見せた、有田哲平の空気を作る力 - ncat2の日記
    gogatsu26
    gogatsu26 2009/09/30
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