ベートーヴェンを毎日聴く309 カノン「タ、タ、タ・・親愛なるメルツェル、ご機嫌よう」WoO.162。1843年以前? 交響曲第8番に現れるメロディの元になったカノンとして有名。今ではシントラーが自らの説を立証するために後から作ったと認識されている。でもメトロノームを表すには最適なメロディかも。 pic.twitter.com/OiUld38tmV — Harayan (Herbert von) (@HarayanV) November 4, 2020 この作品。大いなる問題作である。 というのは「ベートーヴェンの作品ではない」とされているからである。 では誰が作ったか?というとベートーヴェンのお手伝い役として身近にいた、ということで様々な記録が高く評価されてきたが、その多くは改竄であることが判り、今では悪役に見事な転身をしてしまったアントン・シンドラーである。 でも、この旋律、ベートーヴ