YMOの海外盤ファースト・アルバムのジャケットをモチーフにした「テクノ屏風」が、2023年3月3日(金)に東京日本橋・水戯庵にて公開された。 これは音楽とアートを融合"(United Music and Art)をコンセプトに掲げる音楽レーベルのユーマ設立20周年記念事業の一環として制作されたもの。代表の弘石雅和はYMOが在籍したアルファレコードを経て様々なテクノ/エレクトロニック・ミュージックに携わり2001年に同レーベルをスタートさせた。設立時からのテーマであった音楽とアートの融合をこの金屏風で具現化した。 会場となった水戯庵は能舞台があるスペース。テクノ屏風開封に先立ち、能舞台では内田輝のクラヴィコードと、東野珠美の笙の演奏が始まる。14世紀にヨーロッパで生まれた鍵盤楽器と、奈良時代から伝わる雅楽器の共演でYMOの「東風」が奏でられる。続いては東野珠美の笙と龍笛、鼓の演奏に移る。左右