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ブックマーク / tanakahidetomi.hatenablog.com (13)

  • 「専門でもないのに口出すな」という“専門家”をめぐる勝間和代さんとの対話記録 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    去年の10月に専門家の心ない批判をうけて、勝間和代さんと僕との間で以下のようなやりとりをしました。興味深い内容で、しかもしばしば経験するのでエントリーにしてみました。

    「専門でもないのに口出すな」という“専門家”をめぐる勝間和代さんとの対話記録 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
  • 経済を無理なく理解するにはどうしたら?(経済書ブックガイド2013秋)

    経済問題を最小の時間で、でも基礎体力をつけながら学んでいくにはどうしたらいいのか? 1)いいテキスト 2)いい教師(授業、講演などでの出会い)、3)適切な時間配分 4)無理しない これらのバランスが必要でしょう。ここでは主に1)の「いいテキスト」を紹介していきます。上から下にいくほどレベルアップ。 なんといっても小学生でも読める(でも大人が読んでも面白い)以下の二冊がやはり最も簡単な経済書の地位を依然としてキープしているでしょう。 新装版 レモンをお金にかえる法 作者: ルイズ・アームストロング,ビル・バッソ,佐和隆光出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/05/21メディア: 単行購入: 3人 クリック: 83回この商品を含むブログ (28件) を見る新装版 続・レモンをお金にかえる法 作者: ルイズ・アームストロング,ビル・バッソ,佐和隆光出版社/メーカー: 河出書房新社

    経済を無理なく理解するにはどうしたら?(経済書ブックガイド2013秋)
  • 株価下落すると「アベノミクス失敗」「バブル崩壊」などと喜ぶ人たち

    さて日、東京市場で大きく株価が下がりました。毎日、一日の株式市場をまとめてくれる谷中麻里衣さんのTwitterより日の整理。 谷中麻里衣twitterより(https://twitter.com/MarieYanaka)フォロー推奨。一日のまとめに役立つ。 日経平均は急落!1万4483円で引けました。下落幅(昨日より1143円安)は約13年1カ月ぶりの大きさで、歴代11位を記録しました。下落率(-7.32%)にいたっては、歴代10位!1万5000円という節目を上回るまでの上昇が急ピッチだったので、下げの反動も出やすかったそうです。朝はアメリカの金融緩和が縮小するという観測による円安が進み、買いが優勢でした。一時は1万6000円目前に!しかし、中国の景況感を示す指数の悪化が発表されると、利益確定売りが進みました。アジア市場での株価下落も相まって、下げ幅が拡大しました。東証1部の時価総額は

    株価下落すると「アベノミクス失敗」「バブル崩壊」などと喜ぶ人たち
  • 浜田宏一「そして官邸は財務官僚に乗っ取られた」in『正論』11月号

    浜田宏一先生の最新時論です。政府の「円高対策」の検討からはじめて、いまの政権と官僚たちの権力的な構図を分析しています。 1 政府の円高対策には経済原理が不在 政府の「円高対応緊急パッケージ」は、外為資金会計を利用して基金をつくりそれで円高不況企業に融資、また基金は国際協力銀行を通じて融資され、日企業の海外企業や資源買収に利用、というものです。これを浜田先生は、まったく円高対策ではなく経済原理に即していないと両断。 なぜならいまの円高は、簡単化すれば、「円高が生ずるのは、円資産に対する需要が供給を上回っているからである」からだ。これは円が希少であることの裏返しでもあり、そのため円高とデフレはほぼ表裏一体の現象である。この現象を招いたのは、物価安定に責任を持つ日銀行の問題である。日銀行のデフレ志向的な政策によつていまの円高はもたらされているといっていい。 「円高とそれに伴うデフレ基調は、

    浜田宏一「そして官邸は財務官僚に乗っ取られた」in『正論』11月号
    gogatsu26
    gogatsu26 2011/10/12
    「正論」に出てるからといってあっちのハマコーさんではありません
  • 政策レジーム転換とピーター・テミン『大恐慌の教訓』

    2011年のノーベル経済学賞は、トマス・サージェントらが受賞したが、その功績の一部については昨日エントリーを書いた。そこでサージェントのレジーム転換の重要性について説明をした。サージェントらでは、ハイパーインフレーションや緩やかなインフレーション(イギリスの経験)に適用したものが初期の業績で著名である。このサージェントの政策レジーム転換を、デフレーション(デフレ)の経験に応用したのが、経済史家のピーター・テミンである。テミンの代表的な業績『大恐慌の教訓』は翻訳も出ている。 故・岡田靖は、かってこのテミンの『大恐慌の教訓』に意義について、私たちが編集した『エコノミスト・ミシュラン』の中で解説している。以下ではそれを逐次引用して、書の意義とサージェント流の政策レジーム転換との関連をみていく。 「1930年代にアメリカ経済を襲った大恐慌と、それに前後して世界の主要国の大部分で起こった世界大恐慌

    政策レジーム転換とピーター・テミン『大恐慌の教訓』
    gogatsu26
    gogatsu26 2011/10/11
  • 野田政権、政府主導の「貧困ビジネス」化の加速=日本型クローニー資本主義

    野田佳彦首相の「円高対応政策」が発表された。円高そのものは放置し、あくまでも円高を前提にした上での「補助金政策」だ。民主党政権の経済政策の基は鳩山政権のときから首尾一貫して、パイ(ケーキでもいいが)の大きさを一定にしたうえでのそのパイ(ケーキ)の切り方をどう分けるかをめぐるものでしかない。切り分け方をうまくやればパイの大きさが変わると思っているようだが、すでに政権をとって二年以上が経過したいま、その帰結は誰のめにも明らかだ。パイは大きくなるどころか、小さくなっている。震災や国際的な不況の長期化など外部のショックについて著しく経済の体質が弱くなっていることもこの民主党のパイの大きさが一定を当然視する政策の帰結でもある。そしてこのパイの大きさを一定ないし縮小を当然視したうえで、そのパイの切り方を工夫する政策というのは、簡単にいうとパイの切り手の利害に大きく依存する。ここに切り手の主要な利害関

    野田政権、政府主導の「貧困ビジネス」化の加速=日本型クローニー資本主義
  • ももいろクローバーZの経済学

    これはシノドスメールマガジンに寄稿した論説のうち、ももクロさんたちに関する部分だけを引用したもの。格的なアイドル経済学風(笑 4月12日に「ももクロ試練の七番勝負」というトークイベントに参加した。「ももクロ」こと、ももいろクローバーとは、2008年5月に結成された女性のグループタレントのことである。つまり僕はタレントのイベントに初参戦したわけである。以前もAKB48を含めて何人かのタレントの方々と一緒に仕事をしたことはあるが、さすがに職が地味な経済学者であるので、アイドルのイベント参加の経験はいままでなかった。僕の周りをみてもろくな助言者はいそうもないので(笑)、まったくのアウェイ感覚で会場入りした。 ところでももいろクローバーとは、2008年5月に結成された、スターダストプロモーション所属(所属レーベルはスターチャイルド)の平均年齢15歳台の“五人”組である。実はこの12日の前、10

    ももいろクローバーZの経済学
  • 高月靖『韓国芸能界裏物語 K-POPからセックス接待まで…禁断の事件簿』

    高月氏は着眼点と内容がとても面白いライターのひとりだ。『南極一号伝説 ダッチワイフの戦後史』はこの分野の“古典的名著”の位置にあるし、また『ロリコン』も日のロリコン史という誰かがやっていてもおかしくないのに誰もまとめて解明していなかった分野をクリアに描いた好著だ。僕はてっきり高月氏はそういうサブカル系「だけ」に強いライターだと思ったが、この韓国の芸能界、そして社会、ネットの動向にきわめて深い見識と観察眼をもっていることが(僕が知らなかっただけなのだが)わかった。書は特に、韓国芸能界のスターシステム、広告、契約形態やマネージメントの内実を具体的な数字を提示しながら書いていることもあり、一種の韓国経済の裏面史としても読むことができる。 最近、K-POPや韓流ドラマが日で過剰に喧伝されていると一部で批判を浴びているが、書を読むと海外、特に最大の市場である日に攻勢をかけないでは、韓国

    高月靖『韓国芸能界裏物語 K-POPからセックス接待まで…禁断の事件簿』
    gogatsu26
    gogatsu26 2011/08/19
  • なぜ政治家や財務官僚たちは不況期に増税をしたがるのか?

    それをあけすけなまでに話したのが先週の土曜に行われたこのトークライブ。 震災増税2011 日経済は二度死ぬ http://t.co/gfwg1GY しかし携帯増税とか、復興臨時増税とか、わざわざ経済の停滞を長引かせる(=復興も低迷する)ものをなぜやるのか。その答えも話していると思います。まもなく1000視聴数ですがもっと多くの方にご覧いただきたいと思います。途中、昭和恐慌期に流行した歌曲ショーや、冒頭のDJ.スミスによるポップな平成大停滞テクノ(?)まである深刻な話題だけど面白いを目指してトークライブです。 震災恐慌!?経済無策で恐慌がくる! 作者: 田中秀臣,上念司出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2011/05/20メディア: 単行購入: 2人 クリック: 58回この商品を含むブログ (22件) を見る

    なぜ政治家や財務官僚たちは不況期に増税をしたがるのか?
  • 山崎元『お金の教室』

    いいである。冒頭の三人の先輩たちのそれぞれのアドバイスが書をひとつの人生の物語としても機能させている。書のもとは半期の学部学生向けの講義であり、非常にねりこまれた分かりやすい構成になっている。特に第一講のポイントの3つは、いまの学生にとっては、すべての局面で有効ではないだろうか。「1 賢く節約して、運用できる資金を早くつくろう」「2 自分という「人的資」への投資も有効な運用だと知っておこう」「3 お金の問題は自分の頭で考えよう。他人、特に金融業者を頼ってはいけない」。 特に僕はすべての講義でこの2と3については講義の冒頭で語っている。最も3は金融業者ではなく、「自分の頭で考えよう。他人の意見や答案をみてもろくな結果にならない」という形だけれども。 また「はっきり言おう。男女ともに、カードで買い物をしてリボ払いを使うような経済観念のない相手とは結婚しない方がいい。これは、気のアドバ

  • 2011-04-21 - Economics Lovers Live

    東日大震災が生じてから一月以上が経過した。以下では我々、昭和恐慌研究会のメンバー(『昭和恐慌の研究』(東洋経済新報社)の執筆メンバーに加えて、数名のメンバーがいる)が書いた論説を中心に紹介しておきたい。新しい順に並べた。追加の情報提供を歓迎します。またTwitterでの斉藤淳さん、黒木玄さん、金子洋一さん、上念司さん、稲葉振一郎さん、村上尚己さんや津西アキラ氏を初めとする道草グループの諸氏、さらにさまざまな匿名の方々の有益なつぶやきの数々も忘れてはいけない。 ●岩田規久男先生 まず岩田規久男先生のモーニングサテライトでの出演をご覧ください。 「緊急提言 増税に頼らぬ震災復興」 http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/features/post_1692.html http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/omake/post_1653.html 次は

    2011-04-21 - Economics Lovers Live
  • ポール・クルーグマンのリチャード・クー批判

    クルーグマン氏のク―批判を道草http://econdays.net/?p=714で読んだけど、クルーグマン氏はク―氏がなぜ危機後の状況では、家計や企業のバランスシートに実質利子率が無関係になるのか理解できない、と書いている。 長年のク―氏との論争の経験を踏まえれば、危機後の家計や企業のバランスシートに関係する名目的要因は、実質利子率(名目利子率マイナス期待インフレ率)のそれぞれの要因ではない。バランスシートに影響を与えるのは資産価格(個々の主体が保有する株価)だけ。 企業も家計も保有する資産価格の低下に焦り、どんどん資産の投げ売りをするという行動に強く制約されている。これは好意的にみれば、一種の認知バイアスで人々が行動しているともいえる。 この認知バイアスの強さは只者ではない(とク―氏は説明するわけ)。例えば彼はこう書いている。「借金地獄を一回経験した経営者は「二度と借金なんかするものか

    ポール・クルーグマンのリチャード・クー批判
  • 池田信夫・池尾和人(池池コンビ)の発言チェックリスト -

    備忘録として作成続行。求む情報。正直いってふたりの発言は稀にしか読まないので。 ●最近のIMF論文について、インフレ目標4%は誤読(池田の発言、池尾の発言) 反論 http://mathdays.blog67.fc2.com/blog-entry-1016.html 証拠1 http://d.hatena.ne.jp/koiti_yano/20100215/p1 証拠2 http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20100215#p2 ●クルーグマンは98年論文全面否定した(池田の発言) 反論 http://mathdays.blog67.fc2.com/blog-entry-1012.html 証拠1 http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20090410#p3 証拠2 http://d.hatena.ne.jp/Yasu

    池田信夫・池尾和人(池池コンビ)の発言チェックリスト -
    gogatsu26
    gogatsu26 2010/02/15
    イケイケのほうがよかったかも
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