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ブックマーク / yorimichim.exblog.jp (2)

  • 「やわらかい手」そしてマリアンヌ・フェイスフル | 寄り道カフェ

    久々に渋い!と思わせてくれる作品でした。 この渋さは、人生の襞を感じさせるマリアンヌ・フェイスフルの、彼女のハスキー・ボイスにもにた存在感と、作が長編2作目とは思えないサム・ガルバルスキー監督の確かな演出センスと、ロンドンとその郊外を舞台にした落ち着いた雰囲気からくるんだろうなって思う。風俗店のオーナーを演じるミキ・マノイロヴィッチの味がさらに加わる。 かつてエンジェル・ボリスといわれたマリアンヌ・フェイスフルが、アルコールとドラッグで声を潰し、そしてそのハスキー・ボイスが、今では人生の深みを感じさせる艶を感じさせる。 そのフェイスフルの柔らかいハスキー・ボイスと、こつこつと人生を歩んできたように、一歩一歩踏み外さないようにこつこつと歩くフェイスフルが演じるマギーの姿とが重なる。 「君の歩き方が好きだ」というミキの一言も効いている。 孫の手術費を稼ぐため、それまで無縁だった性風俗店で働き

    「やわらかい手」そしてマリアンヌ・フェイスフル | 寄り道カフェ
    gogatsu26
    gogatsu26 2021/04/12
    “風俗店のマギーのコーナーは、オーナーのミキが東京で見て、それを真似たというのには、ちょっと苦笑する”
  • 「キンスキー、我が最愛の敵」 | 寄り道カフェ

    ヴェルナー・ヘルツォークの撮った「ノスフェラトゥ」で白塗りメイクの怪演と、しかし生きつづける宿命のドラキュラの孤独を体現したクラウス・キンスキー。ヘルツォークとキンスキーという宿命とも修羅場ともいえる二人。こんな作品をみていたら、ヘルツォークが語るクラウス・キンスキーというこのドキュメンタリーは外せない。MEIN LIEBSTER FEIND - KLAUS KINSKI 1999年/ドイツ・イギリス/95分 監督: ヴェルナー・ヘルツォーク 撮影: ペーター・ツァイトリンガー 音楽: ポポル・ヴー 出演: クラウス・キンスキー/ヴェルナー・ヘルツォーク/クラウディア・カルディナーレ/ミック・ジャガー/エヴァ・マッテス/ジェイソン・ロバーズ ヘルツォークの出世作とも言える「アギーレ/神の怒り」ではキンスキーは狂信的な英雄像を体現。ここからキンスキーとヘルツォークの憎悪と愛情表裏一体の関係の

    「キンスキー、我が最愛の敵」 | 寄り道カフェ
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