少し前だが、「冷蔵庫を開けずに牛乳が腐っているかわかる技術」が発明されたそう(関連記事:傷んだ牛乳を開封せずに検知する、プリンテッドエレクトロニクスによるIoT技術 by fabcross for エンジニア)。簡単に言えば、牛乳パックや冷蔵庫に通信可能なセンサーを取り付けて、検知した賞味期限を通知する。薄くて曲げられるシート状の電子回路である「プリンテッドエレクトロニクス(印刷電子機器)」の可能性を示した1つの活用事例だ。 プリンテッドエレクトロニクスは、折りたたみ式スマートフォンのヒンジの部分に用いられているので、すっかりメジャーになった。今回カナダの大学の研究者たちが開発したのは、従来の1,000倍の電荷を蓄えられるプリンテッドエレクトロニクスの材料。確かにこれだけ蓄電できれば、能動的にセンシングや通信まで実現できるだろう。 IoT(Internet of Things)という言葉は