米国を中心に世界経済が復調傾向にあるなか、円安進行も手伝って企業業績の回復が鮮明だ。急激な株価上昇により割高感の出ている銘柄がある一方、業績回復が顕著な銘柄のなかには割安感が鮮明になっているところも多い。今回は、今期に過去最高益の更新が見込まれ、来期も一定水準の増益が期待される絶好調銘柄を、最終増益率の高い順にランキングした。 ランキングには、勢いのいい新興ベンチャーが数多く入ったほか、トヨタ自動車やホンダなど日本を代表する大企業も数多く顔を出している。 今回のランキングの対象企業は、財務の健全性、収益性などで一定水準を満たした「優良元気企業」に限定した。また、前期も最高益を更新した企業にはランキング中に#をつけたが、こうした企業は3期以上最高益を更新する見通しになる。 首位はM&A攻勢続く日本電産 純益率の高い順に並べたランキングで首位となったのが、小型モーターで世界シェア5割以上を誇る