外食産業には、TTP (徹底的にパクる)という言葉がある。それを地でいく「ジャンボ焼鳥 鳥二郎」が、関西で増殖している。全品270円均一と「鳥貴族」より10円安い以外は、看板、メニューや内装も酷似。その実態を探るべく、1号店である「鳥二郎 四条河原町店」を調査、レポートする。 阪急の河原町駅、京阪四条駅すぐ、不敵にも「鳥貴族」と同じ飲食ビルのひとつ下の階。看板も多く目立つ。満席時のおこぼれ狙いか、間違っての入店狙いか。 「鳥二郎」1号店は2014年4月にオープン、そこから半年ほどで10店舗まで、急速に店舗数を増やしている。業態が酷似しているだけでなく、出店先はいずれも「鳥貴族」の近くという徹底したベンチマークぶり。 運営会社は、京都市中京区に本社がある株式会社 秀インターワン(HIDE INTO ONE GROUP)。メインブランドの「お好み焼き・鉄板焼き いっきゅうさん」など、平成25年
鶏をかたどった「鳥」の文字など店名のデザインや店の内装をまねしたとして、大手焼き鳥店チェーン「鳥貴族」(本社・大阪市浪速区)が、焼き鳥店「鳥二郎」を営む会社を相手取り、デザインの使用差し止めや6050万円の賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。21日の第1回口頭弁論で被告側は請求の棄却を求めた。 【“吉呑みチョイ”】吉野家で「ちょい飲み」増えています 被告は京都市中京区の「秀(ひで)インターワン」。同社のホームページによると、大阪や京都で「鳥二郎」を12店営んでいる。 訴状によると、鳥貴族は1985年に東大阪市で第1号店をオープン。赤い文字で店名を表記する独自のデザインを採用し、「鳥」の文字は鶏のくちばしや足をイメージした。今年1月末までに全国387店を展開、このデザインの看板が店の目印になっている。 昨年4月から営業を始めた「鳥二郎」は、看板のデザインが酷似しているうえ、(1)店名
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く