ホスファチジルセリンは、近年注目を集めている「ブレインフード」のひとつです。 ブレイン(=脳)フード(食べ物)というのは、その名のとおり脳に関係が大きい食べ物のことを指します。代表的なものにDHA(ドコサヘキサエン酸)やイチョウ葉エキスがありますが、それらに次ぐ第3のブレインフードとして、現在脚光を浴びているのがホスファチジルセリンなのです。 このページでは、ホスファチジルセリンの働きとその効果、そしてサプリメントの選び方などについてご紹介していきます。 1.ホスファチジルセリンの特徴とその働き 脳細胞に多く含まれている! ホスファチジルセリンは、私たちの体を構成している「細胞」の中に含まれている物質です。 少し詳しく言うと、人間の細胞には膜があって、隣どうしの細胞との境界を作っています。その膜を構成している物質はタンパク質とリン脂質ですが、ホスファチジルセリンはそのリン脂質の一種です。