ブログは下記URLに引っ越しました。 https://www.toyama-shogi.com/ 日本将棋連盟棋士。 先日のリベンジマッチの投了図は以下の図でした。 後手玉が詰んでおり、一手差のきれいな投了図です。 しかし対コンピュータ戦ではこういう投了図は珍しく、大体差のついた図になりがちです。 有名なところでは第2回電王戦阿部光四段―習甦戦がまさにそうでした。 これはツツカナのことを知り尽くした船江五段が、ツツカナにソフトが絶対にしないはずの形作りをさせたからです。 直前に無駄手を指してきて勝利が決定的な中で指された▲8二飛。 控室では詰めろだと分かると同時に、ツツカナに形作りをさせようという狙いが見えました。船江五段の真意がつかめた時、控室で歓声があがったのは言うまでもありません。これは2年間にわたってソフトと対峙し、ツツカナを知り尽くした船江五段だからこそ指せた手なのです。 さても
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