世界経済の低迷が続く中、海外メディアでは特にユーロ圏の経済危機に警鐘鳴らす記事が目立ちはじめている。多くは、1990年代後半以降の日本を例に挙げ、デフレスパイラルに陥る危険性を論じている。中でもノーベル賞経済学者のポール・クルーグマン教授は、ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙上で「欧米は日本以上に深刻なスランプに陥った」と悲観的だ。◆クルーグマン教授「我々は今、日本に謝るべきだ」 クルーグマン教授は、日本の「失われた20年」は、「反面教師として、先進国経済が進むべきではない道を示してきた」とNYTに寄せたコラムで述べている。そして、自身も日本が取った政策を批判してきた一人だと記している。しかし、「我々は今、日本に謝らなければならない」と心情を告白。批判そのものは間違ってはいなかったが、認識が甘かったとしている。 それは、欧米が日本の教訓を全く生かすことなく、「起きるはずではなかった」数々
クレジットカードの署名などで用いられるボールペンは、「消えない(=消せない)」のが存在意義の1つ。ところが「消せるボールペン」を使って不正を働く公務員の存在が報じられ、物議を醸している。 4月8日付けの読売新聞は、「『消せるボールペン』で勤務水増し…痕跡残らず」という記事を報じた。これは昨年9月、茨城県土浦市の消防本部職員の男性が、時間外勤務手当を不正受給したことを報じたもので、記事の見出しどおり「消せるボールペン」を利用した事件だ。男性は、「消せるボールペン」で勤務管理表を書いて決済を受け、その後書き換えて勤務時間を水増ししたという。 開発元のパイロット社によれば、「消せるボールペン」は「温度変化によりインキを無色にする新開発の『フリクションインキ』を搭載」したもので、30年以上の研究を経て開発に成功したという逸品。何度でも書き消しが可能な同社の商品には、「証書類・宛名書きには使用できま
「失敗すればするほど幸運は来る。若い間に、いっぱい失敗して、挫折してください」――2012年のノーベル生理学・医学賞に決まった山中伸哉教授の発言が、ネットで物議を醸している。普通の人にとっては、日本は「1度失敗したらもうダメ」な社会なのに、安易に失敗を勧めて欲しくない、という反発が起こったのだ。 その一方で、「そう思い込んで諦めてるからだ」「どういう姿勢で臨んでいるかが重要だ」といった意見も出た。「許容する空気があればな」「(失敗したら)派遣、ニートまっしぐら」 iPS細胞の研究でノーベル生理学・医学賞に決まった京都大学の山中伸哉教授(50)が、高校生らに「1回成功するために、9回ぐらい失敗しないと幸運は来ない。若い皆さんには、いっぱい失敗してほしい」「ジャンプしようと思ったら一度屈まないと跳べない。失敗を恐れず、思い切り屈んで」などと自身の経験を踏まえて語り、エールを送った。2
日本に移住した理由は麻雀!? 有名ゲームのアメリカ人翻訳家 (SPA! ) 2012年6月8日(金)配信 4ページ中 1ページ目 前のページ | 1 | 2 | 3 | 4 | 次のページ ライアン・モリス氏 [拡大] 全世界で170万本をセールスしたというゲーム『ダークソウル』。その前作『デモンズソウル』も含めてこのシリーズの英語翻訳を務めたライアン・モリス氏(37歳)は日本語がペラペラで、自らを「オタクで草食系男子」と語るアメリカ人翻訳家だ。 ライアン氏は米シアトル出身。中学生だった15歳のときに、地元の古本市のようなイベントであるアニメの海賊版ビデオに出会い、衝撃を受ける。 「アニメ版の『AKIRA』なんだけど、『なにこれ!?』って50回以上は観たぐらいハマったね。字幕も何もなかったから、キャラクターたちが何を言っているのかを知りたくて日本語を勉強しはじめたんだよ」 アニメにハ
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