世界で最も人気のある日本食の一つである「寿司(すし)」にとって不可欠な「海苔(のり)」は、江戸時代までは養殖技術が確立しておらず、不安定な生産量から「運草」と呼ばれるほどでした。しかし、第二次世界大戦後にイギリス人植物学者のKathleen Mary Drew-Baker(キャスリーン・メアリー・ドゥルー=ベーカー)博士が執筆した論文がきっかけで、日本で海苔の安定的な生産が可能になり、今日のすし文化を大きく支えることになりました。Ars Technica UKが知られざる海苔生産技術の確立に貢献した「海の母」についてまとめています。 How an unpaid UK researcher saved the Japanese seaweed industry | Ars Technica https://arstechnica.com/science/2017/11/how-an-unpa