2018年には配偶者控除、2019年10月には消費税率アップがありました。2020年は税金の計算にあたって差し引かれる「控除」が変わります。 会社にお勤めの給与所得者なら年収850万円を超える方など、収入が多い方には負担増となります。一方、フリーランスや起業、在宅で仕事を請け負う方は、負担が減ることがあります。 今回は、2020年の税制改正が家計にどのように影響するのかお話しします。 税金の計算が変わる! 収入がそのまま税金の計算の対象になるのではありません。収入からさまざまな控除を差し引いた後の額が課税の基礎となります。 一般に収入が増えるほど納める税金額も高くなりますので、収入から差し引かれる控除が多いと税金額が少なくなります。 控除には、これまで誰もが一律に適用されていた「基礎控除」、給与所得者なら「給与所得控除」、公的年金を受け取っている方なら「公的年金等控除」などがあり、この控除
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