sarコマンドでシステムのボトルネックを探る(1) 2011-02-18 前回のエントリでは、システムのレスポンスが悪化している場合、まずとっかかりとしてtopコマンドを実行し、ロードアベレージを確認する方法を書いた。さらに踏み込んで、何が負荷の原因なのかを探るために、sarコマンドを使う方法について書く。 sarコマンドをオプションをつけずに実行すると、以下のような出力が得られる。ファイルを指定しないと、コマンドを実行した当日の0:00から直前までの10分おきの情報が表示される。過去の情報は/var/log/saディレクトリ以下に保存されており、「sar -f sa07」などと指定すると、そのファイルに保存された情報が閲覧できる。saの後の数字は日付を表している。 sarを実行してもコマンドが見つからない場合、sysstatパッケージがインストールされていないので、インストールすべし。