比例区の議席 自民はプラス、立憲はマイナス 60歳以上が半数を超える立憲、共産 躍進の維新は40・50代が中心 10月31日に投開票された衆議院選挙で、自民党は国会を安定的に運営できる「絶対安定多数」の261議席を確保しました。野党は立憲民主党が議席を減らす一方で、維新が躍進しました。朝日新聞社などが実施した出口調査で、比例区の投票先について年代別の傾向を分析すると、今回の選挙、ならではの傾向が見えてきました。(朝日新聞記者・植木映子) 比例区の議席 自民はプラス、立憲はマイナス 自民は甘利明さんが選挙区(神奈川13区)で敗れて幹事長を辞任するなど、選挙区では苦戦が目立ちました。ただ、比例区は議席を公示前の66から72に増やし、全体としては15議席の減に踏みとどまりました。 逆に立憲は、野党一本化で選挙区では健闘しましたが、比例区では61→39に大きく減らしました。 比例区だけでみると、自