「Windows 10 Fall Creators Update」に合わせて「Bash on Windows」の名称が非推奨になり、「Windows Subsystem for Linux」を正式名称とする正式版がリリースされる。 今月にもリリースされるWindows 10の大型アップデート「Windows 10 Fall Creators Update」に合わせて、Windows上でLinuxを実行する機能の名称としての「Bash on Windows」が非推奨になることが発表されました。 今後の名称は「Windows Subsystem for Linux」(WSL)に一本化されます。 と同時に、「Windows 10 Fall Creators Update」のリリースに合わせて「Windows Subsystem for Linux」はベータ版を卒業して正式版となります。 This
Linux 4.1の最初のリリース候補版が公開された。Linusは「マージ内容から見ても、マージウィンドウはとても普通だった。サイズの面では、4.0が通常よりも若干小さかったのに対し、4.1はこの数年の通常の範囲の中ほどだ。」と注釈している。Linux 4.1には数多くの新機能が含まれる。たとえば、Xbox Oneコントローラーのフォースフィードバックサポートや、Wacomタブレットのサポート改善、Intel Atom SoCのパフォーマンス改善、Radeon DisplayPort MSTのサポート、EXT4ファイルシステムの暗号化、ChromeOS Lightbarのサポート、64ビットARM用のACPIなどが挙げられるだろう。ただし、KDBUSはLinux 4.1に受け入れられなかった。 Linus Torvalds氏は、特別驚くような新機能はないとしつつ、他の人が「大きな新機能」と
Microsoftは5日、システム構成管理の自動化プラットフォーム「PowerShell Desired State Configuration(DSC) for Linux」バージョン1を公開した(Windows PowerShell Blogの記事、 Windows PowerShell Desired State Configuration Overview、 Softpediaの記事、 本家/.)。 Windows版のPowerShell DSCは2013年にリリースされており、PowerShellのインターフェイスからWindowsとLinuxだけでなく、スイッチなどのネットワーク機器を管理することもできる。機能的にはChefやPuppetと似ているが、OMIをベースにすることでOSや機器に縛られない構成管理が可能となっている。今回のリリースでは幅広いLinuxサーバーOSをサポ
なんで相手に繋がらないの!? サーバ管理していてよく起こる問題は、「なんで繋がらないの!?」ですよね。そこで、今回は基本的なネットワークをご紹介したいと思います。OSやツールのバージョンにより動作が異なりますので、それぞれ調べてみて頂ければと思います。今回は、Amazon Linux 2015.03を用いています。 ping 基本はpingですね。ICMPのにあるエコー要求/応答のpingを使って接続確認を行います。 $ ping yahoo.co.jp PING yahoo.co.jp (182.22.59.229) 56(84) bytes of data. 64 bytes from f1.top.vip.ssk.yahoo.co.jp (182.22.59.229): icmp_seq=1 ttl=54 time=4.84 ms 64 bytes from f1.top.vip.s
全般 ・Red Hat Enterprise Linux 7がやってきた ・Red Hat Enterprise Linux 7が超わかる本(日経BP Next ICT選書) systemd ・Software Design 2015年2月号 第1特集 Linux systemd入門 あなたの知らない実践技 ・systemd徹底入門 ・RHEL7/CentOS7のjournaldについてのもろもろ Network ・RHEL7/CentOS7 NetworkManager徹底入門 ・RHEL7/CentOS7でipコマンドをマスター ・NetworkManagerの設定変更、nmtuiとnmcliについてまとめたよ! ・nmcliで仮想ブリッジ作成 ・RHEL7のNICのネーミングルール ・firewalld徹底入門! Docker ・"Docker is NOT Container."
Ed Bott氏は先ごろ、Microsoftが新たな道を歩んでいることについて書いた記事で、重要な点を数多く指摘したが、技術に関しておそらく最も重要な点を見落としたと筆者は考えている。Microsoftがついに、本当の意味でオープンソースソフトウェアを受け入れるようになった、という点だ。 Microsoftはこれまで、Linuxなどのオープンソースプログラムと争ってはいたが、自社の利益になる場合、オープンソースソフトウェアの利用をためらうことはなかった。同社はそれについて語ってこなかっただけのことだ。 例えば、「Windows」が「Windows NT 3.5x」で最初に採用したTCP/IPとMicrosoftの「Hotmail」の初期のリリースは、いずれも「FreeBSD」をベースとしていた。しかし、ほとんどの場合、Microsoftの表向きの態度は、Steve Ballmer氏が200
Linuxをサーバ用途に使う場合、クリーンな環境を保つため、XやGNOMEなどをインストールしないことが多いと思います。とはいえ、ちょっとした調査などでデスクトップ環境があれば作業効率が上がるケースもあります。そこで、Dockerを使って、独立した環境でLinuxデスクトップを使えないか調べてみました。 結論としては、XfceやLXDEなら動作しました。GNOMEやUnityは動作しませんでした。日本語入力は要調査です。 とりあえず、DockerでUbuntu Desktopを使うための手順を残しておきます。参考まで。 暫定手順 新しいコンテナを実行します。 docker run -p 5901:5901 -it ubuntu:latest /bin/bash コンテナ内で以下を実行します。 apt-get update apt-get install xfce4 tightvncserv
特定のプロセスが極端にメモリをpidstatはプロセス単位(pid毎)のリソース使用量を測定するツールです。pidstatはsysstatの一部なので、sysstatをインストールする必要があります。 インストール $ sudo yum install sysstat Loaded plugins: fastestmirror Loading mirror speeds from cached hostfile * base: www.ftp.ne.jp * epel: ftp.iij.ad.jp * extras: www.ftp.ne.jp * rpmforge: mirror.fairway.ne.jp * updates: www.ftp.ne.jp Setting up Install Process Resolving Dependencies --> Running tran
このブログ記事は2014年5月21日に行った私の講演の内容に基づいています。 ここ数年、GNU/LinuxのディストリビューションはSysV initを避ける傾向にあり、代わりに多種多様な新しいinitシステムへと移行が進んでいます。SysV initに満足しているユーザにとっては、これは予想外の流れでしょう。問題なく使えるのに、なぜ多くのディストリビューションはSysV initに背を向けているのでしょうか。 この記事ではSysV initの問題点と、それに対してsystemdがどんな解決法を提供しているのか説明してみようと思います。 私は特にsystemdの大ファンだというわけではなく、ただ広く使われているツールだという認識以上の思い入れは無いことだけお断りしておきます。 initシステムの役割とは何か? コンピュータが起動する時には、ビルトインされたファームウェア(コンピュータの場合
著名Linux開発者Alan Cox氏が、新たなOS「Fuzix」を公開した(OSNews、Alan Cox氏のGoogle+への投稿、Gitリポジトリ)。 Google+への投稿によると、このOSはUNIX並の機能を備え、かつコンパクトであることを目指しているようだ。まずはZilog Z80プロセッサをサポートしており、また6809や6502といったプロセッサへの移植も試験的に行われている模様。Fuzix開発の理由として、移植性のあるZ80向けのフリーなOSが存在しない点などが挙げられている。 Cox氏は「(開発を始めた)本当の理由は単純で、楽しいからだ」とも述べており、楽しんで開発を行っている模様。
新人の頃、ファイルの中身を確認するためにcatコマンドを使ったら怒られました。当時はlessやviewなんてコマンドがあるのも知りませんでしたし、周りもcatで中身を見ていたのでそれが当たり前だと思っていました。 まぁ、でもそれもそのはず、catはcatenateの略で連結するという意味があります。というわけで、多分普段よく使っているであろう17コマンド(+2オプション)の意味を調べてみました。 2014/11/18追記 cd, pwdの追記を行い19コマンドになりました。また、@Fool_Yahooman が他の17コマンドの解説をコメントしてくださっているのでこちらも是非。 command complete expression meaning
ある日、撮り溜めていたアニメを見ようと徐ろにPS3を起動した。 Torneを起動させたら… 容量不足で録画できてない! 雪菜はどこにいってしまったの!? というわけでgitと開発用DBぐらいにしか使ってない自宅サーバにzabbix入れて監視することにした。 環境 zabbix 2.2.1 CentOS 6.5 Apache 2.2 PHP 5.5 MySQL 5.5 Ruby 2.0.0 PHPはzabbixが要求するので必須たぶん5.3.17以上、Rubyはnasneの空き容量監視スクリプトを書くために入れた。 Zabbixのインストール 公式パッケージがあるのでそれ入れたらおわり。 長くなるのでここには書かない。ググったら出てくる。 インストール後はpingを使った死活監視やアラートの設定ぐらいはテストのためにしておくことを勧める。 容量監視の方法 nasneはSNMPを喋ってくれない
linux上のアプリケーションはプロセスとして起動されます。 プロセスを管理することはOS(ここではlinux)の重要な役割であり、プロセスのスケジューリング、割り込み、シグナル制御、優先度の制御、プロセスの切り替え、状態管理、メモリ管理などを行っています。 プロセスとは何でしょう? プロセスはCPU上で実行されるもので、タスクを完了するために、Linuxのカーネルが制御するあらゆるリソースを使うことができます。 スレッドとは何でしょう? スレッドは1つのプロセスから生成される実行単位です。同じプロセスから並行でスレッドを起動させることができます。 スレッドはメモリや、オープン中のファイルなどのリソースを共有することができます。同じアプリケーションのデータにアクセスすることができるのです。 プロセスはリソースを共有することができないので、これは大きな違いです。 言い換えると、スレッドは同じ
Linuxで共有ライブラリ(*.so)を作るようになったのでちょっと勉強してみた。今までは使うだけだったので、以下のようなことは知っていた。作るときはgccの-sharedオプションを使う。使うときはgccの"-lライブラリ名"でリンクするライブラリを指定する。リンク時のライブラリ探索パスは-Lオプションで指定する。実行時のライブラリ探索パスは/etc/ld.so.confに書いてあるディレクトリ。環境変数LD_LIBRARY_PATHでも指定可能。ライブラリを作るときは、.cから.oを作るときに-fPICをつけるといいらしい。新しくライブラリを入れたときはldconfigするといいらしい。逆に今まであまり知らなかったこと。ほとんどのライブラリはlibhoge.so, libhoge.so.1, libhoge.so.1.1のように3つくらいのファイルがあり、libhoge.soやlibh
10月に入り、9月までに起こったことをざっと振り返るというお題がどこかから聞こえてきたので、「じゃあ……」という感じで振り返ってみることとします。 わずか1週間程度でBashが大幅な進化を遂げた ~Shellshock大暴れ~ まだ現在進行形の事案ではありますが、9月下旬に発覚したBashの脆弱性に起因して、10月上旬までまだ収束していないShellshock。 Bash 4.3の例で説明すると、Patchlevel 25~30までは以下のような軌跡をたどっています。 9月24日にPatchlevel 25 9月26日にPatchlevel 26 9月27日にPatchlevel 27 10月1日にPatchlevel 28 10月2日にPatchlevel 29 10月5日にPatchlevel 30 この間に発見、修正された脆弱性は、CVE-2014-6271、CVE-2014-71
矢口です。 みなさんはLinuxのtcという機能をご存知でしょうか。送信するパケットの帯域制御を行うことができる大変強力な機能で、グリーでもいくつかの用途で使用されています。 具体的な事例の一つはRedisです。Redisではreplicationを新規に開始する際やfailoverが発生しmasterが切り替わった際(特に2.6系)にストアされている全データが転送されます。しかし帯域制限をかける機能がないため、ネットワーク帯域を圧迫してしまう危険性があります。また通常のクライアントとの通信でも大量のクエリにより予想以上の帯域を使用してしまう可能性があります。このような場合にtcを用いることでRedisの使用する帯域をコントロールできます。 このように有用なtcですが残念なことに日本語/英語ともにわかりやすい解説や詳細な情報は多くありません。 私も社内において使われていたtcの設定に問題が
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