石川県加賀、小松、能美、白山、川北の5市町で、橋やトンネルに取り付けられていた金属製の銘板計187枚(約900万円相当)が盗まれていたことがわかった。県が23日発表した。 16日に県警のパトロールで加賀市内の橋の銘板がなくなっているのを発見。県が調べたところ、21日までに橋やトンネルなど約50カ所で同様の被害を確認した。橋の名前や完成時期などが記された黄銅製で、標準的な大きさは縦15センチ、横45センチほど。四隅のボルトは外されていたという。県は県警に被害届を提出。ボルトを溶接したり、ねじ山をつぶしたりするなどして、盗難防止の対策もとる。