フライドポテトの調達難が外食産業を直撃している。 輸入ポテトの大半を占める米国産の出荷が、米西海岸の港湾労使の交渉の長期化で大幅に遅れているためだ。船便より10倍以上も割高な空輸に踏み切る企業も出始めた。日本マクドナルドが17日から、ポテトのL、Mサイズの販売を休止したのに続き、他の企業でも商品の見直しや値上げにつながる可能性がある。 すかいらーくは今月、ファミレス1号店を開業した1970年以来初めて、フライドポテトを約250トン空輸する。ファミレスのガストなどで提供する数週間分にあたる。傘下のガストのポテトは、ハンバーグなど主力商品に付ける定番。谷真社長は「売り上げへの影響もあるので価格には転嫁できないが、何としても確保しないといけない商材だ」と話す。
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