さらに特徴的なのは「ネームスペース(namespace)」と「モザイク(Mozaic)」という機能だ。モザイクは独自トークンを発行する機能であり、そのモザイクを発行するのに必要なのがNEMのネットワーク上に“住所”のようなものを作れるネームスペースという機能。NEM公式情報では、「インターネットでいうドメインのようなもの」と紹介されている。 一般にビットコインなどを送金する際には長ったらしいウォレットアドレスを入力する必要があるが、NEMの場合はネームスペースを指定するだけで送金可能。仮に「SPA!」というネームスペースを取得すれば、「SPA!」と入力するだけで送金先を特定できるのだ(厳密には、さらに2つの“サブネームスペースを取得可能なため、「SPA!.□□□.△△△」などとなるケースも)。 おまけに、その「SPA!」というネームスペースではモザイク機能を利用して独自トークン(コイン)を