若い世代で外国人の割合が過半数を超えてくる 2060年時点では生産年齢人口は外国人の流入がない場合は4500万人程度とされ、外国人の増加が25万人の想定では同6000万人を維持する。そしてその場合には生産年齢人口の、4人に1人は外国人、40才以下に限れば3人に1人が外国人となっている可能性がある。 そして2060年を過ぎると、若い世代から順次、外国人の割合が半数を超えてくることになる。 2100年の中位予測によると、外国人が流入しない想定で国内総人口は5300万人。生産年齢人口は2700万人程度しかいなくなる予測だが、25万人増加の想定では同4300万人で2.6人に1人が外国人だ。 とりわけ、年50万人増加の推計だと、2080年には同6600万人となり、流入がない場合の想定である3400万人のうち既存の外国人の存在を考慮に入れると、この時、生産年齢人口における日本人の割合は過半数を割り込み