我々は近い将来、自分たちの身体のパーツをアップグレードするようになるのだろうか? 「強化人間」技術はどんどん進化しており、健康状態に手を加えより強い人間になることも容易になってきた。神経移植による視力回復はすでに行われているが、将来はこの技術の応用で2.0を超える視力が得られるようになるかもしれない。単なる義手を超え、元来の腕力以上の力を発揮できる「バイオニックアーム」を手に入れられる可能性だってある。 我々は自身に備わった機能を強化するために当たり前のようにツールを使い続けてきた。また身体的交流は、コンピュータやスマートフォン、インターネットによって実現されたバーチャルな関係に取って代わられてきている。ツールを直接脳に繋ぐようになる日はそれほど遠い訳ではないのかもしれない。