サッカー日本代表の突然の監督交代をどうみるべきでしょうか。 解任に踏み切った協会の判断は 前回2014年W杯ブラジル大会で日本は、ザッケローニ監督のもと1次リーグ敗退。あの時は自分たちがどういった戦い方ができるか、というサッカーでした。そこで、そのブラジル大会でアルジェリアを決勝トーナメント1回戦に導いたハリルホジッチを起用。相手の良さを消し、勝利に向けて現実主義に徹することにフォーカスした監督選びでした。 それがロシア大会直前の解任。本人も憤り、見ている人も疑問に思う解任かもしれません。しかし、日本サッカー協会のスタッフも、一番近くで常に代表チームを観察しています。自分もかつて日本サッカー協会特任理事をやらせていただいた8年間、監督が決まる瞬間や代わる瞬間をみてきました。そこでのやり取りを見る限り、監督交代の決定などは相当慎重にやっています。今回の決定は、これからの腕の見せどころで、ハリ