» 【北極冒険番外編】氷原をたった1人で歩く荻田泰永氏に何が起きているのか? カヤックを捨てた背景 特集 現在北極点を目指して、無補給で単独徒歩に挑んでいる荻田泰永氏。今回の冒険で強い武器になるはずのフォールディングカヤックは、結局35日目に捨てることになってしまった。 一体なぜ、武器になるはずのカヤックを捨ててしまったのだろうか? 2014年4月14日に開かれた荻田氏の冒険を詳しく伝えるトークイベント「ExpeditionはLIVEだ。」で、その一部始終が明かされたのである。これから先も冒険を続けるために、荻田氏は厳しい選択を迫られたようである。 ・当初の計画は果たされなかった 当初、南北にのびたリード(氷の裂け目)に遭遇した場合に、それにカヤックを浮かべて高速移動する予定であった。しかし望みのリードに出会うこともなく、また手放してしまったため、その計画は実行されることはなかった。 ・同