アマツバメの曲芸飛行を模倣したオーニソプター(羽ばたき式)ドローンのプロトタイプが発表された。この研究は、南洋理工大学(シンガポール)、国立交通大学(台湾)、シンガポール国立大学、南オーストラリア大学、青島科学技術大学(中国)などの国際研究チームによるもので、2020年7月22日、『Science Robotics』に掲載された。 今回設計されたのは、世界最速の鳥の1種であるアマツバメを模して、ホバリングや前方移動、滑空、ブレーキ、ダイブができるXウィングのオーニソプターだ。既存のクアッドコプター・ドローンよりも汎用性が高く、より安全で静かで、機体長は200mm、26gと軽量だ。推力は最大40gとなっている。 この羽ばたく翼は、飛行機の翼のように揚力を生じ、プロペラのように推力を生み、パラシュートのようにブレーキをかける。これを組み合わせて、シンプルなテールコントロールによってアグレッシブ
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