衛星ロケット打ち上げ延期 「カイロス」、原因調査中―スペースワン 2024年03月09日11時42分配信 打ち上げが延期となった宇宙事業会社スペースワンの小型ロケット「カイロス」初号機=9日午前、和歌山県串本町(スペースポート紀伊周辺地域協議会提供) 宇宙事業会社スペースワン(東京)は9日、同日午前に自社の発射場「スペースポート紀伊」(和歌山県串本町)で予定していた小型ロケット「カイロス」初号機の打ち上げを延期した。原因は調査中、延期日時も未定としている。 宇宙人技術の証拠なし 米、戦後のUFO記録調査 人工衛星を搭載した民間単独開発のロケット打ち上げは、成功すれば国内初だった。同社は小型衛星をロケットで宇宙に運ぶサービスの展開を目指しており、再び仕切り直しを迫られる。 カイロスは全長約18メートル、重さ約23トンで、3段式の固体燃料と液体燃料エンジンなどで構成。先端部に内閣衛星情報センタ