江戸時代から明治時代にかけて、北海道の日本海沿岸ではにしん漁が盛んに行われていました。明治30(1897)年には、最高の漁獲量97万9984トンを記録します。その後、次第に採れなくなり昭和30年代に入ると最盛期の1%にも満たないほど漁獲量は激減し、にしんは幻の魚といわれるようになりました。 しかし、最近になってにしんの水揚げが徐々に増えてきているそうです。そこで北海道では消費拡大を目指して、にしんを使ったメニューの提供を行うフェアなどを開催しています。 この日、ランチで伺ったのは通称動物園通り、豊岡13条4丁目にある『そば処まる八そば』です。 以前は、1条通25丁目の旭川中央警察署の向かい側にありましたが、2015年に現在の場所に移転してきました。 この建物、『そば処まる八そば』の前にはラーメン店や洋食レストランとして使われていました。実は、筆者が二十歳ぐらいの時、ここにあった洋食レストラ