ブックマーク / hardware.srad.jp (273)

  • 「Ultra HD Blu-ray」規格策定完了、より高画質に | スラド ハードウェア

    Blu-ray関連の規格策定を行っているBlu-ray Disc Associationが5月11日、「Ultra HD Blu-ray 」規格策定が完了したと発表した。今夏よりライセンスが開始される予定だという(CNET Japan)。 最大3840×2160ピクセルの4K解像度やハイダイナミックレンジ(HDR)対応、フレームレートや色域の拡張などが特徴で、容量は片面2層で最大66GB、片面3層で最大100GB。なお、従来のBlu-ray Discプレーヤーでの再生はできない。 片面3相で100GBという容量についてはすでにBDXLで実現されているが、BDXLは対応ドライブが必須となっていたため、従来のBlu-ray Discプレイヤーなどがソフトウェアのアップデート等でUltra HD Blu-rayに対応できる可能性は低そうだ。

  • 周囲の電波を集めて充電できるiPhoneケースが登場? | スラド ハードウェア

    「使われていない電波を集めてスマートフォンを充電するというデバイスが開発されたという(iPhone Mania、元ネタのEngadget記事)。 このデバイスを開発したのはNikola Labsという米オハイオ州のスタートアップ企業で、これを利用したiPhoneケースの製品化に向けて資金募集を行う模様。価格は99ドルのようだ。 このケースにはアンテナと直流化回路、バッファ回路が組み込まれており、アンテナで拾った電波を電力に変換してiPhoneに給電するという。

  • ソフトバンク、東京電力と提携して割引サービスを提供へ? | スラド ハードウェア

    東京電力がソフトバンクと業務提携する方針だと報じられている(日経ビジネスONLINE)。 記事によると、携帯電話や通信サービスと電力の契約を一化することで値引きを受けられるサービスなどを提供するという。背景には2016年4月の「電力小売りの全面自由化」がある。提携により、東京電力はソフトバンクの窓口を利用して首都圏以外のエリアでの電力販売をしやすくなり、またソフトバンクにとっては顧客の囲い込みというメリットがあるようだ。

  • 再生エネルギーの普及に向けて注目される「流動電池」や「圧縮空気蓄電池」 | スラド ハードウェア

    再生エネルギーなどが安定的な電力になりにくいという問題もあって、エネルギー貯蔵技術の注目が高まっている。しかし、リチウムイオンバッテリーなどの二次電池の多くは、容量単価や出力では発電所とは比べることができないほど高コスト。このため、新しい「流動電池(レドックス・フロー電池)」や「圧縮空気蓄電池」が注目されているそうだ(GIGAZINE)。 流動電池は構造的劣化がほとんどないという特徴があり、また、溶液量を増やすだけで貯蔵できる電力量を増やせる。圧縮空気蓄電池は、空気を圧縮するときに発生する熱を電気エネルギーとして蓄える装置。これまでは発電効率の低さから実用化にはいたっていなかったが、LightSail Energyなどの登場により、実用化が現実味を帯びてきて来ているとのこと。エネルギー貯蔵媒体はひとたび好循環のサイクルに入ると一気に普及する傾向にある。エネルギー貯蔵技術が普及すれば電力コス

  • 両手でスキャン対象を押さえつけながらスキャンできるフットペダル付きフラットベッドスキャナ | スラド ハードウェア

    NEXXが「手でスキャン対象を押さえつけて足でスキャンできる」というフットペダル付きのフラットベッドスキャナを発売した(PC Watch)。 厚手の書籍をスキャン・コピーする場合、上から押さえつけないと中央(ノド)周辺部分が上手くスキャンできないことがあるが、足でスキャン操作を行えることで、両手を使ってスキャン対象を読み取り面によりうまく押しつけることができるようになるという。

  • 欧州、皆既日食で電力危機? | スラド ハードウェア

    欧州では太陽光発電による発電量が増えているが、そのために皆既日への対策が前にも増して必要になっているという。20日に欧州全土で皆既日が発生するが、欧州送電系統運用者ネットワークがこれに対し「問題が起きるリスクを完全には排除できない」と発表したそうだ(AFP)。 20日の皆既日では、日時の天候が快晴だった場合、発電量が3400万kWも急減する可能性があるという。これは「中規模の従来型発電所80か所分の発電量に相当」するらしい。これにより送電網に送られる電力が急減、なんらかの問題が発生する可能性があるそうだ。 2014年の電力消費量の18%を太陽光で賄うなど太陽光発電が普及しているドイツが最も大きな影響を受けるとみられており、またイタリアやスペイン、フランスなどでも影響が発生する可能性があるという。そのため、火力発電や水力発電といったほかの発電施設によるバックアップや、予備電力を増やす

  • 新世代OpenGLは「Vulkan」という名称に | スラド ハードウェア

    OpenGLやOpenCLといったGPU関連技術の標準化を行っているKhronos Groupが、次世代OpenGL API「Vulkan」を発表した(SourceForge.JP Magazine、4Gamer)。 Vulkanという名称はスター・トレックのMr.スポックの故郷から取られたという。OpenGLの次世代APIとされているが、従来のOpenGLを元にしたものではなく、まったく新たに開発されたAPI群だという。技術的な話は4Gamerの記事が詳しいが、先日サポート縮小が発表されたAMDのMantle技術のように、GPUのハードウェアに対しより低レベルでのアクセスが可能になるようだ。 なお、従来のOpenGLやOpenGL ESのサポートもValkanと並行して行われる模様。

  • PCパーツのリビジョン変更による性能低下が問題に | スラド ハードウェア

    PCパーツなどでは、同じ製品・型番でもその部品構成が変わる「リビジョン変更」が少なくない。通常このようなリビジョン変更では、たとえば軽微な回路の変更や部品の変更など、基的な性能においては変わらないのが一般的だ。しかし、最近ではリビジョン変更によって性能が劣化するケースがあるという(NewsWeek)。 一例として挙げられているのが、GIGABYTEのマザーボードだ(Hardware.Info)。この記事では「B85M-HD3」という製品のRev 1.0とRev 2.0を比較し、その画像やベンチマーク結果を掲載しているが、まず写真の時点でマザーボード上の電解コンデンサや一部のチップが審理ビジョンでは削減されていることがすぐに分かる。記事によると削減されているのは電源周りのチップおよびコンデンサやセカンダリBIOSチップなどで、通常は直接性能に関わらない当たりがいやらしいところだ。 また、R

  • 電気代高騰で打撃を受けるスパコン「京」 | スラド ハードウェア

    理化学研究所(理研)のスパコン「京」が、電気代の高騰に苦労しているという(産経新聞)。 京はSPARCベースのCPUを採用しており、CPUを使えば使うほど消費電力も増加する。また、発熱対策の空調なども必須だ。記事によると、京の運用に必要な光熱費は「一日約600万円強」で、年間の消費電力量は一般家庭2万5千世帯分に相当するという。 すでに京の運営を行っている理研傘下の計算科学研究機構では、使用時の消費電力の確認を呼びかけているそうだが、今年4月に関西電力は電気料金の値上げを予定しており、光熱費がさらに増加する見込みだそうだ。

  • 停電時でも通話可能な固定電話機やFAXは3割程度 | スラド ハードウェア

    情報通信ネットワーク産業協会が家庭用固定電話機やFAX計108機種を調べたところ、停電時にも通話可能な機種は約33%という結果になったそうだ(プレスリリース、 NHKニュースの記事)。 2014年12月の徳島県での大雪に伴う停電で大半の電話が通じなくなった問題を受け、家庭用固定電話機等の停電対応状況について再調査を行ったもの。前回2012年2月の調査以降、親機のコードレス化などで停電時に使用できないものが増加した一方、内蔵バッテリー等で停電時にも使用できるものが発売されており、停電時の通話を確保可能な選択肢が広がっているとのこと。 前回のストーリーでは、局給電のみで通話可能な電話機がどれくらいあるのかが議論の焦点の一つになっていた。 局給電または内蔵バッテリーなどにより停電時にも通話が可能なのは、電話機では単機能電話機が100%、留守録付き電話機が約66%。一方、FAXではホームFAXが約

  • バッファローがM-DISC対応ポータブルBDドライブを発売 | スラド ハードウェア

    バッファローがM-DISC対応のポータブルBDドライブ「BRXL-PT6U2V」を発売する。M-DISCは「無機質系素材の記録層にレーザーでデータを焼き込む方式を採用した記録メディア」で、超長期間に渡って記録内容を保持できるというDVD-RおよびBD-Rメディア。 2011年に対応ドライブが発売され、2012年にはアイ・オー・データ機器も対応ドライブを発売していた。 生M-DISCは家電量販店の店頭などでは入手しにくいのが難点だが、まだ対応する新製品が出るとはおどろきである。

  • 東京電力、福島第一原発4号機の核燃料取り出しを完了 | スラド ハードウェア

    東京電力は20日、福島第一原発4号機の燃料プールに保管されていた核燃料の取り出しを完了した(NHKニュースの記事、 日経済新聞の記事、 YOMIURI ONLINEの記事)。 東日大震災発生時には燃料プールに1,535体の核燃料が保管されており、東京電力では昨年11月から敷地内のより安全なプールに移す作業を進めていた。19日までに使用済み核燃料1,331体と、未使用の核燃料204体中200体の取り出しを終えており、20日に行われた残る4体の取り出しが報道機関に公開されたという。福島第一原発で核燃料がすべて取り出されたのは4号機が初めて。東京電力では来年度に3号機の核燃料取り出しを始め、1、2号機も早ければ2017年度に着手するとのことだ。

  • セグウェイの技術を取り入れた車いす型のGenny 2.0、つくば市のロボット特区で実証実験 | スラド ハードウェア

    セグウェイジャパンが茨城県つくば市のロボット特区を利用して、倒立振子制御を用いた車いす型モビリティ「Genny 2.0」の実験を7日から開始したそうだ( プレスリリース、 茨城新聞の記事、 産経ニュースの記事)。 Gennyプロジェクトは、車いす生活を送るPaolo Badano氏がセグウェイPTの操作性や走破性を車いすに取り入れることができないかと考えて始められたもの。試作段階から様々な環境での実験を行い、これまで使用が困難とされていた場所へのアクセスを実現してきたという。今回、日で初めて都市環境での実証実験を行うことで、2020年の東京オリンピック開催に向けて新しいモビリティロボットの可能性を検証していくとしている。 Genny 2.0は11月12日から18日まで東京・渋谷の渋谷ヒカリエで開催される「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」(入場無料)でも展示予定とのことだ。

  • PCパーツメーカーZALMANが経営破綻 | スラド ハードウェア

    韓国製品の中でも特に他で代替するのが困難な製品の1つに i-odd 社 [i-odd.com]のHDDケースで ISOファイル放り込んどくと仮想CDドライブとして使えるって製品があるんだけど 国内だと ZALMAN に OEM してる以下の製品以外、入手が困難なんですよ。 ZM-VE300 [ask-corp.jp] ZM-VE400 [ask-corp.jp] いや、これは困った。 GRUB や SYSLINUX などの boot loader 使ってソフトウェアで ISO を loopback マウントして 同等のことをやる方法もないことはないんだけどメモリの制約とかもあるし BUFFALO, IO-DATA, Logitec, ELECOM, サンワサプライ辺りの国内でメージャーなサードパーティーから同等品出してくれんだろうか。

  • ソニー、業務用ハーフインチテープ製品の終息を予告 | スラド ハードウェア

    ソニービジネスソリューション株式会社は10月6日、業務用ハーフインチVTRおよびカムコーダーを終息とし、販売およびサポートの終了予定をアナウンスした(プレスリリース)。 具体的な製品としては、HDCAMおよびHDCAM-SRシリーズ。時期については、販売終了が2016年3月末を目途とし、保守については2023年3月末までとしている。 一般的にはなじみが薄いかもしれないが、これらの製品群およびフォーマットは放送局や制作現場で現行で使われており、普段目にするテレビ番組やDVD/Blu-ray Disc等で間接的に関わっている事も多い。 映像を普通のファイルとして取り扱う「ファイルベース」化が急速に進んでいるが、HDCAMの様な旧来からのファイルベースでは無いテープメディアへの信頼が依然として高いのも事実である。しかしながら、時代や技術の流れを鑑み、現役引退と言う選択を取ったようだ。

  • 飛行機内で前の席に座っている人の座席リクライニングを防ぐ「ニーディフェンダー」が注目される | スラド ハードウェア

    飛行機や一部の電車には、イスにリクライニング機構が備えられており、イスを後ろ側に傾けることでよりリラックスした姿勢を取れるようになっている。しかし、後ろに座っている人にとってはリクライニングが邪魔になるケースもある。そういったケースに備え、前の席のリクライニング操作を行えなくする「Knee Defender(ニーディフェンダー)」というアイテムが注目されているらしい(ブルームバーグ)。 ニーディフェンダーはクランプのような形状をしており、座席の背に付いているテーブルの支持部に取り付けてロックすることで、リクライニングを妨害するというものだ。 今月24日、米国でこの器具を使って前の席に座っていた乗客のリクライニングを妨げたことで喧嘩が発生、飛行機が途中で緊急着陸するという事件が発生していたとのことで、これによってこの器具が急に注目されるようになった模様。

  • パイオニアが30年ぶりにアナログレコードプレーヤー新製品を発表 | スラド ハードウェア

    パイオニアが30年ぶりとなるアナログレコードプレーヤーの新製品として、DJ用のプロフェショナルターンテーブル「PLX-1000」を発表した(報道資料、 Engadget日版の記事)。 一般家庭ではほとんど見かけなくなったアナログレコードおよびアナログレコードプレーヤー(ターンテーブル)だが、DJの世界では現在も広く使われており、国内メーカーではパナソニック(Technicsブランド)のSL-1200が非常に人気であった。しかし、パナソニックはすでにDJ機器分野から撤退しており、国内メーカーではVestaxが残るだけとなっていた。そこに来てDJ機器では実績のあるパイオニアの新製品と言うことで、界隈では非常に注目されている模様。実売価格は7~8万円程度が予想されるとのことだ。

  • 技術流出につながるとしてSamsungに最先端部品の供給を控える動き? | スラド ハードウェア

    Samsungに最先端部品の供給を控える動きが出ているという。その理由は、「技術がほかの競合品の開発に流用される懸念がある」(関係者)からだそうだ。記事では「Galaxy S5」には、写真撮影時の手ぶれ補正機能をデジタルカメラ並みに高める部品を使う計画もあったが、日勢が協力せず実現しなかったとされる(日経新聞、ウォール・ストリート・ジャーナル)。 Samsungが8日発表した2014年4~6月期の連結決算は9年ぶりの減収減益となった。これは3四半期連続の減益かつ3年ぶりの2桁減益を意味するもので、アナリストのすでにさえない予想よりも悪かった。スマートフォンの分野を通じた利益率の低下という長期トレンドを反映しているものと見られている。

  • ロシア、IntelやAMD製のCPUから国産CPUへの置き換えを計画 | スラド ハードウェア

    ロシアでは政府機関などが使用するコンピューターに搭載するプロセッサーについて、米国企業のIntelやAMD製のものから、国内で生産する「Baikal」プロセッサーに置き換えることを計画しているそうだ(ITAR-TASSの記事、 Gadget-Help.comの記事、 家/.)。 Baikalプロセッサーはスーパーコンピューター製造企業のT-Platformsが設計し、子会社のBaikal Electronicsが生産する。2015年リリース予定のBaikal MとM/SはARMの64ビットCortex A57プロセッサーをベースとする2GHzの8コアプロセッサーで、パソコンや小型サーバー向け。2016年にはサーバー向けの16コア版が登場するという。OSはLinuxが選ばれたそうだ。Baikalプロセッサーは政府機関や国営企業が購入するコンピューターに搭載される。これらの機関では年に70万

  • 電気自動車用の航続距離を大幅に伸ばすバッテリー「aluminum-air」を使用したデモ走行がカナダで実施される | スラド ハードウェア

    イスラエルのPhinergy社はリチウムイオンバッテリーと組み合わせることで電気自動車の航続距離を1,600キロメートル伸ばすことができるというバッテリー「aluminum-air」を開発している。同社は先日アルミニウムメーカーAlcoa Canadaと共同で、aluminum-airを搭載した電気自動車のデモ走行をカナダ・モントリオールで行ったそうだ(CBC Newsの記事、 家/.)。 aluminum-airの大半はアルミニウムでできており、空気中の酸素とユーザーが補給する水により酸化してアルミナになる際のエネルギーを取り出すのだそうだ。ただし、アルミニウムの表面にアルミナの層ができると化学反応が止まってしまうため、電解液で溶かすことで連続的に電力を取り出している。aluminum-airを簡単に充電することはできないが、リチウムイオンバッテリーの補助バッテリーとして使用する場合は