新型コロナウイルスの感染が懸念される中で、災害時の避難をどう考えるか。防災関連の学会でつくる団体が緊急メッセージを発表しました。避難所だけでなく安全な親戚の家や自宅などに避難することも考えたうえで、ちゅうちょせず避難するよう訴えています。 台風や大雨による災害で避難する場合、学校や公民館といった自治体が指定する避難所では多くの人が密集し感染リスクが高くなることが懸念されています。 メッセージでは、近くの親戚や知人の家などを避難先にできるようあらかじめお願いしておくほか、安全であれば自宅にとどまり避難できるよう食料や水などを備蓄しておくことを勧めています。 そのうえで、避難勧告など自治体から避難の情報が発表された場合には、命を守るため、ちゅうちょせず避難するよう強く訴えています。 避難所を設置する国や自治体に対しては、避難所の数を増やし、学校では体育館だけでなく教室も使って、避難者のスペース
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