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ブックマーク / matoyomi.hatenablog.com (6)

  • 会社自由度高杉ワロタwwww - マトリョーシカ的日常

    めぐりゆく世の中のスピードに追いつけず、翻弄されっぱなしである。舞空術をはじめて目にしたクリリンのように、それはもう驚きの連続である。そこには定理や公式が存在しない。あるのは経験則だけで、「絶対こうなる」というよりも「今までこうだったから、今回は(も)こうなはず」と予測するスタンスが近い。それに僕は戸惑いを隠せないのだ。マスオさんにも負けない「エエェ!?」を心の中で連発する。 僕はいままで長い間、学生として生きていた。そこにはまず問題があり、そして答えがあった。これは正解でこれは不正解。「音楽や美術はどうなんだ」と疑問に思うかもしれないが、それも大差ない。友達と同じ程度によろしくやっていればいいからだ。こんな調子、こんな音、これくらいの体左右揺らし。 大学で研究室に配属されても大きな変化はなかった。確かに「問題を見つける」という点では、自由度は増えたが、専門領域はどんどん狭くなった。同じ研

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  • 読書記録をとるのなら、京大式カードを使いなさい。まじで使いなさい。 - マトリョーシカ的日常

    記録をとる 読書は難しい。しかし、記録をとることはそれよりずっと難しい。僕らは一冊のに目を通すたびに言いたい文脈や、頭の奥に残る風景が積もる。それは都心に降る新雪のようで、積もるたびにすぐに溶けてなくなってしまう。いくら読んだを指折り数えても、アスファルトは以前として灰色のままだ。 人は忘れる生き物だ。それは仕方のないことだ。一部の天才を除いて、見聞きしたことをそっくりそのまま覚えていられる人は存在しない。「それでも僕は、私は覚えていたいんだ」。それなら外部記憶を味方につけよう。PCにバックアップをとるように、人間にもUSBメモリや外付けHDDが必要だ。 何を使えばいいか。京大式カードである。 京大式カードを使った読書記録は、梅棹忠夫が自身の著作である『知的生産の技術』で述べている。 京大式カードとは、B6の大きさに何かの罫線が引かれているカードである。やや厚めで保存も容易だ。見たと

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  • 【書評/感想】世界中の宗教観をそこにおいてきた!/「世界がわかる宗教社会学入門」 - マトリョーシカ的日常

    宗教を嫌う日人 世界がわかる宗教社会学入門 (ちくま文庫) 日人は宗教が嫌いだ。どの宗派がというわけではなく宗教全般が嫌いなのだ。あなたは何を信じますかと聞かれるとびくっと肩が震えてその人とは距離を置きたくなってしまう。なんとなく怪しいぼんやりと危ないちょっぴり怖い。日人の宗教観はそんなところだろう。 それではいけないと気づいた。いまや時代は全世界グローバルオーバーネットワークであらゆる人々と付き合っていかなければいけない。人を知るには彼らのバックグラウンドを理解する必要が出てくる。宗教は彼らの価値観の根底を担っているのだ。学ばねば。 世界中の宗教のことをざっくり書いてある文庫が欲しいなといつもの生協に行った。簡単に見つかるわけないかと思いかけたその時ついに僕は発見した。それは言い過ぎたが宗教で背表紙検索をかけていたら引っかかった。宗教社会学入門。東工大の講義のレジュメをにした形

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  • 【書評】「聴かずにわかるクラシック」!? でも、おら聴きてぇ!/「西洋音楽史」 - マトリョーシカ的日常

    西洋音楽をざっと眺める書籍 西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書) 前々からクラシックには興味があった。僕の二人の姉はともに音楽が好きでオーケストラのコンサートを聴きにいったり実家ではクラシックを流したりしていた。 「あ、これはだれだれの曲でー」 「そうそう。あぁいいよねー」 そんな話に僕も混ざってみたかった。しかしクラシックなんてどこから聴けばいいわからないし長いし外国語だしとてもハードルが高かった。金管楽器サークルにでも入ればよかったのかもしれないが。 そうしてかれこれ十年ほど経ってこのに出会った。西洋音楽史。「聴かなくてもわかるなら」そう思って読み始めてみたらほんとにわかった。掴めたという感覚が近いか。今まで名前しか知らなかった人物が歴史ではここらへんに位置しているということが理解できたのだ。 ……だけど。 だけど! おら、聴きでぇ! 聴いて分かりたい! というわけで今回は

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  • 変化球が欲しいからこれから毎日ブログを書くよ。 - マトリョーシカ的日常

    内なる衝動 悔しい気持ちでいっぱいになりながらブログを書いている。なぜ僕の記事が評価されないのだろう。なぜブクマがもらえないのか。PVが増えないのか。言及されないのか。今は落ちついているが昔はライフハック系の記事ばかりホッテントリ入りすることがあって、そのころの僕はとても落ち込んでいた。 先日 三沢文也 (id:TM2501)さんのブログお悩み相談室へ駆け込んだ。自分で悩んでもしょうがないと思ったし僕のブログに対して客観的な評価が欲しかった。 第二回ブログお悩み相談室 - 【泡沫ブログの会】公式ブログ はーじまーるよー(^O^)※この企画は豚まんじゅうと呼ばれるような巨体なブロガーtm2501が「でかくて太ってるからって力士薦めるなよ!力士ってああ見えて全部筋... 僕のブログに足りないものはなんでしょうか。そう質問した。 読者との駆け引きが足りない 僕個人の感想を言えば、これに尽きると思

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  • 【書評】84歳の教授が哲学をざっくり体系的に語ってくれる本/「反哲学入門」 - マトリョーシカ的日常

    体系的に哲学を学べる 反哲学入門 (新潮文庫) 夏休み直前、もう今セメで生協に入るのは今日が最後になるのだろう。そう思って前から欲しかったを一冊買った。「反哲学入門」。帯と目次から察するに、哲学を体系的に理解できるのようだ。価格は定価で490円。 読んでみたらそのボリュームに驚いた。哲学で有名な人物名が一通り出てきて、彼らの考え方や関係性が分かりやすく解説されているのだ。ワンコインでこれほど濃密な情報に出会えるのはという媒体独自のものだ。理系の僕にとって哲学とはわけのわからない混沌としたもの、というイメージしかなかった。しかしこのによって僕の哲学に対する知識は継ぎ足され、整備され、補強された。 このは筆者が新潮社の記者からインタビューを受け、それに答えたものを文字に起こし、後に修正を加えたものである。そのため何度か同じことを言っていたり、話の内容があちこちへ飛んだりする。しかし話

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