しばらく前に、ドラッカー名著集 4 非営利組織の経営という本を読みました。表題どおり、非営利組織の運営について、企業マネージメントの観点から語っているものです。 内容的にも僕の今まで考えていたことを合致するのですが、これは、また別に情報共有環境作りに適用できるのではないかと思いました。 そもそも、情報共有が行われない、導入したツールが使われない理由とはなんでしょうか? 曰く「時間がない」「それ自体が仕事ではない」「他にやることがある」…。こんな返答も多く聞きます。でも、実際に仕事ではない環境でそうしたツールを使いこなしている組織もあります。この違いは何なのか。どうやったら克服できるのか。 そこでヒントになるのが、本書ではないかと思い立ちました。まず、非営利組織の特徴をいくつかあげます。 給与が出ない、または非常に安い 目的は様々だが、大きな利益を考慮しない 自主的な参加を基盤とする といっ
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