2016-09-19 少しでも「自己肯定感」という言葉が気にかかった人は、この本を読んでみてほしい。≪リーディング・ハイ≫ 私が京大に入って一番驚いたのは、スペックは自己肯定感に関係ないんだな、ということである。 私はのほほんとした田舎の進学校から京大にやって来た。中高時代ものすごく成績が良かったわけでもないし(受験生の時はその分勉強したけれども)、顔もまぁ普通で、運動は大嫌いだけど人より本が好きなことが特徴~くらいの、至って平凡な人間である。 それが天下のキョート大学である。都会の超有名校出身者もごろごろいる。みんな頭良かっただろうに、それだけじゃなく、生きてく上でのスペックが高いやつが多い。 京大に入れるくらい頭がよく、顔はイケメンあるいは美少女で、高校時代は運動部のエースで、人当たりもいい、そんな人が普通に存在する。天は人に二物を与えずって誰が言ったんだろうという有様である。 が、し