Infrastructure as Codeとは IT業界においてインフラストラクチャーとはITシステムを構築するための設備やソフトウェアを整備した環境を指します。一般的にCPU、メモリー、ディスク、ネットワークといったコンピューター資源やOS、ミドルウェアなどで構成されます。 「Infrastructure as Code」とは、今まで手順書を元に手動で行ってきたインフラストラクチャーの構成管理を、スクリプトや外部ファイルに記述し自動的に行う仕組みのことです(図1)。ここで利用するスクリプトや外部ファイルは、アプリケーションのプログラム・コードのようにバージョン管理され、動的に変更が可能であり、さらにその変更は自動的にインフラストラクチャーの構成へと反映されます。 図1.Infrastructure as Codeによるインフラストラクチャー構成管理 Infrastructure as