解説 サーバ・システムのリモート管理や、WAN回線経由のクライアントWindows XPコンピュータの利用など、リモートデスクトップ(ターミナル・サービス)は非常に有用な機能である。だが、リモートから手軽に接続できる分、セキュリティには注意が必要だ。 例えばサーバ・コンピュータを厳格に管理されたコンピュータ・ルームに設置していても、手元のコンピュータからログオンして使っていれば、セキュリティ的には望ましくない。机を離れたすきにサーバにアクセスされてしまう可能性があるからだ。これは、インターネット経由でリモートのコンピュータを利用している場合でも同じである。目を放したすきに、ローカルのコンピュータだけでなく、リモートのコンピュータさえもアクセスされてしまう。 このような事態を防ぎ、少しでもセキュリティを向上させるためには、リモートデスクトップ・セッションで接続可能な最大時間を制限するという方